気ままなピークハンターズの山旅

日本百名山の頂と風景や国内旅行を中心とした絶景を掲載致します

トムラウシ山周辺の花々Ⅳ

2019-05-30 10:15:19 | 高山の花
トムラウシ山周辺の花々Ⅳ
天井の楽園と言われるトムラウシ公園は、大きな岩、雪田、池塘が
絶妙な配置で並び、チングルマ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラなどの
花々が咲き競っている。北海道大雪山系トムラウシ山 トムラウシ公園で見かけた
高山植物の花掲載しております

北海道大雪山系トムラウシ山 トムラウシ公園

ミヤマキンバイ
高山の砂礫地や草むらに生える多年草で、
時々大きな群落を見せます。花は5弁の鮮黄色。中心側はややオレンジ色で、
花弁の先はへこんでいます。葉は1.5~3cmでつやがあり、
ふちは荒く鋭い鋸歯で、まばらに白い毛が生えています。

コマクサ
高山植物の女王」と称される、小さくも美しい高山植物。
漢字では駒草。駒とは馬のことで、花が細く馬のようだ、
ということで名付けられた。だが、蕾のほうが馬面に見える。
ちょっと変わった構造をした花だが、ケシ科である。

北海道大雪山系トムラウシ山 南沼キャンプ指定地 に広がるお花畑

北海道大雪山系トムラウシ山 トムラウシ公園  十勝岳も見えています

サンカヨウ
メギ科の多年草。草丈30~60センチメートル。葉は単葉で盾状、茎に2枚つく。
下の葉の葉柄は長いが、上の葉の葉柄は極端に短い。
5~6月、上の葉のすぐ上に、3~10個の花を集散花序につける。
花は白色で、花弁、萼片(がくへん)とも6枚、雄しべは6本で葯(やく)は弁状に開き、
雌しべは1本で子房は1室。
果実は液果で黒い藍(あい)色を呈し、中に数個の種子がある。
落葉樹林の水分の多い林床に生え、広島県以北の本州のおもに日本海側、
北海道、および樺太(からふと)(サハリン)に分布する。

オオサクラソウ? 葉が似ているようですが



最後まで御覧頂きありがとうございます
次は北海道日高山脈幌尻岳で見かけた花々を掲載してみたいと思います
引き続きよろしくお願いいたします。

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トムラウシ山周辺の花々Ⅲ

2019-05-29 10:16:17 | 高山の花
トムラウシ山周辺の花々Ⅲ
天井の楽園と言われるトムラウシ公園は、大きな岩、雪田、池塘が絶妙な配置で並び、
チングルマ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラなどの花々が咲き競っている。
北海道大雪山系トムラウシ山 トムラウシ公園で見かけた高山植物の花を掲載しております


北海道大雪山系トムラウシ山 トムラウシ公園 
野生のシマリスが岩の上見えます  トムラウシ公園にはいたるところに
湿原や池塘が点在しています。

イワヒゲ
イワヒゲは北海道と本州(中部地方以北)に分布し、
千島列島、樺太、カムチャッカ半島にも見られる、
高さ10センチ程のほふく性の常緑小低木。

カラフトイソツツジ
カラフトイソツツジは北海道の高山の礫地に生える、
高さ30~70センチの常緑小低木

キバナシャクナゲ(黄花石楠花)
キバナシャクナゲは本州、北海道の高山帯に分布し、
地面を這うように枝を伸ばしていきます。本州中部では標高2,500m以上に
分布していることがおおく、高山を代表する花のひとつです。
花の色は薄い黄色で、ハイマツに混じって自生したり、
まれに群落を形成することがあります。

イワブクロ
亜高山~高山帯の岩場や砂礫地に生える多年草。
葉は先の尖った長楕円形で縁には鋸歯があり、交互に対生する。
7~8月に鐘形(袋状)で淡紫色の花を複数咲かせる。
花の色は密集して横向きにつく。草丈に比べて大型なのが特徴的。

北海道大雪山系トムラウシ山 南沼キャンプ指定地に広がる高山植物のお花畑



最後まで御覧頂きありがとうございます
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トムラウシ山周辺の花々Ⅱ

2019-05-28 10:13:07 | 高山の花
トムラウシ山周辺の花々Ⅱ
天井の楽園と言われるトムラウシ公園は、大きな岩、雪田、池塘が
絶妙な配置で並び、チングルマ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラなどの
花々が咲き競っている。
北海道大雪山系トムラウシ山 トムラウシ公園で見かけた高山植物の花
掲載しております

トムラウシ山南沼キャンプ指定地付近より雲海に浮かぶ十勝岳を望む

エゾコザクラ
エゾコザクラは日本では北海道にのみ見られるが、国外では千島、オホーツク海沿岸、
アラスカからカナダまで分布する、小形の多年生草本。
本州に見られるハクサンコザクラに比べてひと回り小さな可憐な植物である。
森林限界より上部に見られ、雪田や湿性草原中に群生する。
大雪山では高山帯全域に広く分布する。草丈は10センチ程度で、
根際に10枚前後のへら形の葉を叢生する。
花期は6月下旬から8月中旬で、花茎を伸ばし、
その先に2センチ程度の紅紫色の花を1~6個、散形状に咲かせる。
今回訪れた時期はまだ咲き初めであり、草原に点々と咲く姿を見かける程度であったが、
サクラソウ属の特徴とも言える紅紫色の花は新緑の草原に映えて、ひときは人目を引いていた。

チシマキンレイカ
北海道の高山帯の砂礫地に見られる多年草。高さ15cm程度。
根生葉は長さ5cm程度の長楕円形で羽状に裂けるものが多い。
夏に開花。キンレイカのように花冠に距はなく、
花冠より長い雄しべが目立つ。別名タカネオミナエシ。

イワウメ
高山の岩地などに生え、花柄の高さが1~3センチになる常緑の小低木で、
岩地をはうように群生する。花冠は白色で、上向きにつける。
径は1.5センチほどで、花冠、萼は5個に深く裂ける。
葉はへら形で、長さは約1センチ、幅は4ミリ前後。
革質で、厚く、光沢がある。
岩地に生え、花が梅に似るところからこの名があるという。



最後まで御覧頂きありがとうございます
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トムラウシ山周辺の花々

2019-05-27 09:22:31 | 高山の花
トムラウシ山周辺の花々
天井の楽園と言われるトムラウシ公園は、大きな岩、雪田、池塘が
絶妙な配置で並び、チングルマ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラなどの
花々が咲き競っている。

北海道大雪山系トムラウシ山 南沼キャンプ指定地よりトムラウシ山頂上部を望む

南沼キャンプ指定地付近に咲き誇る エゾノツガザクラ

南沼キャンプ指定地付近に咲き誇る エゾツツジ

南沼キャンプ指定地付近に咲き誇る チングルマ


最後まで御覧頂きありがとうございます
これから少しづつ可憐に咲く高山植物の花を掲載して参ります 
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春の秩父34番札所巡りⅦ最終章

2019-05-26 08:47:46 | 旅行
春の秩父34番札所巡りⅦ最終章
秩父観音札所34カ所。秩父盆地の中、静かな山村に、
民家の間に点在する34カ所のお寺さん。
どこも意外に小さく、素朴であたたかい。 札所と札所を結ぶ巡礼道は
レンゲ畑、タンポポ畑、あるいは梅林、そんな田園風景。
今回の札所巡りは34番札所水潜寺から順番に車で巡る2日間の
気ままな旅です。最終到着地は1番札所四萬部寺となります。
目に付いた風景を掲載して参ります。
今回は秩父札所4番から秩父札所1番までを掲載致します
春の秩父34番札所巡りはこれで最終章となります

第四番 高谷山 金昌寺山門

参道にも石仏が並びます

何体もの石仏群が迎えてくれます

本堂に続く参道に石仏群が並びます



第四番 高谷山 金昌寺本堂
秩父札所の中でも屈指の仁王門をもち、『石仏の寺』としてもよく知られている。
大わらじがかけられた仁王門をくぐれば、そこかしこに石仏が見られ、
境内には1300余体の石仏が並ぶ。本堂の回廊右手には、
有名な子育て観音像がやさしいまなざしを投げかけている。

第四番 高谷山 金昌寺御朱印


第三番 岩本山 常泉寺参道を進む

第三番 岩本山 常泉寺入口

常泉寺内に石仏群が並ぶ



第三番 岩本山 常泉寺本堂
民家の間を抜けると、田がひらけ野良道の先に本堂が見える。
春の桜の時期には本堂の墨色と淡い桜色の対比が美しい。
本堂は、弘化4年(1847年)に焼失したが、安政5年(1858年)に再建された。
本堂左手の観音堂は、明治3年(1870年)に秩父神社境内にあった
蔵福寺から薬師堂を移築した。
軒には、みごとな海老虹梁の龍の籠彫を見ることができる。

第三番 岩本山 常泉寺御朱印


第二番 大棚山 真福寺本堂

第二番 大棚山 真福寺本堂
札所一番からの巡礼道をたどり高篠山を登る。
万延元年(1860年)の焼失前は、諸堂のある大伽藍であったという。
現在の観音堂は、明治41年(1908年)に再建されたもの。
老婆が観音様におすがりし、大棚禅師が開基したと伝えられる。
早春は、参道の紅白の梅と花桃が咲き、桃源郷のような景色になる。
なお、御朱印は札所二番から山を下ったところにある光明寺でいただける。

光明寺

第二番 大棚山 真福寺御朱印


第一番 誦経山 四萬部寺入口



本堂(観音堂)は、元禄10年(1697年) に建立された。
(埼玉県指定有形文化財)
本堂正面欄間の地獄極楽の彫刻は必見。四萬部寺の名は、
性空上人の弟子幻通が四万部の仏典を読経して経塚を築いた、
と伝えられる事に由来する。

第一番 誦経山 四萬部御朱印


最後まで御覧頂きありがとうございます
春の秩父34番札所巡りはこれで最終章となります
車での札所巡りは逆順で余裕を持ってめぐることが出来ました(1泊2日の行程)




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