気ままなピークハンターズの山旅

日本百名山の頂と風景や国内旅行を中心とした絶景を掲載致します

飯豊山で見かけた高山植物Ⅱ

2019-06-28 09:53:46 | 高山の花
飯豊山で見かけた高山植物Ⅱ
飯豊山周辺で見かけた高山植物の花々を掲載しております

切合小屋付近より飯豊山を望む

切合小屋付近に咲いていたヤマハハコ
茎の高さは30から70cmほどになり、茎には灰白色の綿毛が密生する。
葉は無柄で茎に互生し、形は線状披針形。葉の表面はつやのある緑色だが、
裏面は茎と同じ灰白色の綿毛が密生する。葉脈は3本あり、縁は全縁でやや裏面に巻き込む。
花期は8月から9月で、茎の上部に淡黄色の頭花を散房状につける

ミヤマウスユキソウ
ミヤマウスユキソウは、キク科ウスユキソウ属に
属する高山植物である。別名、ヒナウスユキソウという。
変種にホソバヒナウスユキソウがある
東北地方(飯豊山,朝日岳,月山,鳥海山,秋田駒ヶ岳)の山頂付近に生育する多年草。
茎の高さは6~15cmで,茎の先に4~10個の花をつける。
白い花びらに見えるのは苞葉で,頂花の周囲を8~13枚の苞葉が囲む。
頭花は筒状花が集まったもの。 葉は線状披針形で根生。花茎では互生する。
高山の乾いた草原に生え,大きな群落を作ることもある。
白い綿毛に覆われた苞葉のために,一面に白い花が咲いているように見える。
花期がやや早いので,登山シーズンには既に頭花が枯れて茶色になっていることが多い。
ヒナウスユキソウ という別名がある

ミヤマウスユキソウ

チシマギキョウ

御秘所付近より日の出前

御秘所付近よりご来光

ハクサンコザクラ

ハクサンコザクラ

切合小屋付近より草履塚を望む



最後まで御覧頂きありがとうございます
次のシリーズ飯豊山で見かけた高山植物Ⅲに続く
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飯豊山で見かけた高山植物Ⅰ

2019-06-27 09:38:09 | 高山の花
飯豊山で見かけた高山植物Ⅰ
飯豊山周辺で見かけた高山植物の花々を掲載しております

地蔵岳頂上より飯豊山を望む

地蔵岳頂上より飯豊山に続く稜線を望む

地蔵岳頂上付近で見かけたセンジュガンピ
センジュガンピは、ナデシコ科センノウ属の多年草。
本州の山地~亜高山帯の林縁や森林に生える。
高さ30~100cm。花期は7~8月、花は白色で直径2cmほど、
花弁の縁がギザギザになっている。

センジュガンピ

センジュガンピ

ヒメサユリ

「ひめさゆり」、「ヒメサユリ」は「オトメユリ」とも呼ばれ、
宮城県南部及び新潟県、福島県、山形県が県境を接する飯豊連峰、
吾妻山、守門岳周辺等にだけ分布する貴重な植物で、
野生種は環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されています

チングルマ

チングルマ

チングルマ群生

コイワカガミ

残雪に彩られた飯豊連峰最高峰の大日岳を望む



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次のシリーズは飯豊山で見かけた高山植物Ⅱに続く
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南アルプス塩見岳周辺の花々Ⅴ

2019-06-25 12:12:26 | 高山の花
南アルプス塩見岳周辺の花々Ⅴ最終章
今回の投稿は三伏山付近で見かけた高山植物の花々を掲載しております

塩見岳西峰頂上と富士山

塩見岳東峰頂上よりの絶景

塩見岳東峰頂上より南アルプス悪沢岳、赤石岳を望む

タカネコウリンカ
タカネコウリンカ高山の草地に咲いていた花で、茎先に4~5コ上向きに咲き、
花が咲く前は紫黒色で 花びらは短い 草丈は20~40cmほどで葉は長い楕円形で、
長い柄がある 本州の中部地方に分布し、 亜高山や高山の草地に生える

タカネコウリンカ

ハクサンフウロ

三伏山頂上

三伏山頂上より塩見岳を望む

トウヤクリンドウ
リンドウ科の多年草。本州,北海道の高山にはえ,千島,樺太にも分布。
葉は披針形で対生する。
8〜9月,高さ10〜20cmの花茎の頂に2〜5個の花をつける。
淡黄色の花冠は緑色の斑点があり,筒形で長さ4〜5cm。
薬用とされたため当薬の名がある。

トリカブト

オダマキ

花の名前分かりませんでした 

下山途中振り返り見た 木立の奥の塩見岳



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南アルプス塩見岳周辺の花々Ⅳ

2019-06-24 11:07:37 | 高山の花
南アルプス塩見岳周辺の花々Ⅳ

今回の投稿は塩見岳頂上付近の岩稜帯に咲く高山植物を掲載致します

塩見岳東峰頂上より西峰を望む

塩見岳西峰より稜線直下を望む

タカネシオガマ(高嶺塩釜)

タカネシオガマ(高嶺塩釜)
タカネシオガマ(高嶺塩釜)は、シオガマギク属の高山植物。
高山植物としては珍しい一年草である。
本州の中部地方から北海道の高山帯に分布し、砂礫地や草地に生える。
高さは5-15cm。茎の上部に唇形の紅紫色の花を10個ほどつける。花期は7-9月。
ミヤマシオガマやヨツバシオガマに似るが、
ミヤマシオガマと比べ葉の切れ込みがそれほど細かくない点、
ヨツバシオガマと比べ高さが低い点などで区別ができる

タカネシオガマ(高嶺塩釜)

イワオウギ
低山帯上部~高山帯の岩場や礫地に生える多年草で、高さは10~80センチ。
小葉は5~12対で、長さ1~2センチ。花は1花序に10~30個つき、
前種に比べ長くなるように思える。花冠は黄白色、
花序の中軸と花柄に上向きの白い短毛が生える。

タカネツメクサ
乾燥した礫地や稜線で、マット状に広がる株を良く目にする

ミヤマダイコンソウ



塩見岳西峰より雲海に浮かぶ富士山を望む




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次のシリーズ南アルプス塩見岳周辺の花々Ⅴ最終章となります
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南アルプス塩見岳周辺の花々Ⅲ

2019-06-23 09:52:16 | 高山の花
南アルプス塩見岳周辺の花々Ⅲ
塩見岳周辺の高山植物の花々を掲載しております
今回の投稿は塩見岳頂上付近の岩稜帯に咲く高山植物を取り上げています

塩見岳東峰頂上

塩見岳頂上付近の岩稜帯を登る

岩場の裂け目に逞しく根ずくチシマギキョウ

チシマギキョウ
チシマギキョウは高山植物のなかで、名前をよく知られたもののひとつです。
自生地では岩場や礫原(れきげん)に生えています。
茎はほとんど伸びず、高さ5~10cmほど

岩場に自生するイワベンケイ

イワベンケイ イワベンケイの紅色の果実
高さは4-35 cm。多様な形の多肉質の葉を持ち、6-8月の花期に黄緑色の花をつける。
雌雄異株であり、雄株の花は黄色みが強く、雌株の花弁は小さく子房が目立ち、
秋に鮮やかな紅色の果実を作る。
根茎は太くて長く、ハーブとして用いられることがある。
乾燥するとバラのような芳香があるため「ローズルート」の名がある。

シコタンソウ
シコタンソウは、小さな五弁花の内側に黄と赤の斑がある
ユキノシタ科ユキノシタ属の常緑多年草です。

タカネヒゴタイ
タカネヒゴタイは高山帯の草地に咲いていた花で、
草丈は地面にへばりつくように咲き、
草丈は5~10cmほどで葉は卵状長楕円形で縁は大きく切れ込む
頭花は茎先に2~7コ付く

タカネヒゴタイ

塩見岳西峰より望む  南アルプス 間ノ岳 北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳

塩見岳西峰頂上



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次のシリーズ南アルプス塩見岳周辺の花々Ⅳに続く

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