これは、過去に何年か私の隷だったある女性にだけ向けて、発信するものです。
だからその人がここを読んでいなかったら、何の意味もない。
それでよいのだと思います。
私は過去に、何人もの隷を飼ってきました。
ということは、同じ数だけ別れがあったわけです。
きょうが誕生日のその女性は、その中でもベスト1を競うひとりでした。
彼女と歩んだ数年間は、私にとって極めて幸せな時間でした。
別れの原因はいろいろありますが、たいていの場合は「嫉妬」です。
私が誰か別の女性とメールで会話しているのを盗み読んで、勝手に嫉妬心をふくらませて破滅に至ります。
考えてみれば、私はつい数年前に離婚したばかりなので、何十年かは妻帯者でした。
それが隷を飼うのですから、隷そのものが浮気相手です。その隷が嫉妬をする。
「自分はいい、でもそれ以外の女性の存在は許せない」。ずいぶんとまあ乱暴な話です。
私は原因がこれの場合、最後まで説得はしますが「絶対に別れることは許さない」などとしつこく粘ったりはしないようにしています。
民法では離婚を申し立てる理由のひとつに「相手が不貞をはたらくこと」を定めていますが、それはあくまで離婚の「原因のひとつ」にすぎないわけで、不貞そのものが違法なわけではありません。
しかしどれほど親しい間柄でも、他人のパソコンや携帯の中身を盗み読むことは、たいていの場合は違法行為です。
違法行為をして勝手に勘違いして拒絶反応を起こされたら、それ以上引き止めるのが馬鹿らしくなるのです。
というわけで、きょうが誕生日のその女性と別れてから十数年、私には隷がいません。
年齢的に考えて、新たな隷を飼えるのはあとひとり、せいぜいふたりでしょう。
もしかすると、ゼロかもしれません。
過去は変えられないし、将来はわからない。
だからいま、変えられなかった過去に、おめでとうの挨拶を。
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