空也の最中

ホイチョイプロダクションによると、虎屋の羊羹は「みやげ物のベンツといわれる」そうです。
実際、やくざの若いもんが不始末をした時、先方に詫びに行く時のみやげ物は虎屋の羊羹が定番なのだとか。

では東京界隈で「みやげ物のロールスロイス」とは何か。
銀座の「空也（くうや）」の最中（「もなか」。「さいちゅう」ではない）です。

数日前に電話で予約を入れないと、手に入りません。
それだけ相手に対する思いやりが深い、ということです。

若い頃に自分用に買ったことがありました。
ただひとこと、「うまい」。

夏目漱石の小説にも出てくる空也の最中。
もらって嬉しくない人がいるはずがありません、
ぜひいちど、お試しを。