盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

行き先間違い

2019-03-27 13:12:28 | にゃんころ
ロイターとCNNによると、イギリスのBA(ブリティッシュエアウェイズ)のロンドン発デュッセルドルフ行き飛行機が、間違えてスコットランドのエジンバラに行ってしまったそうです。

着陸してから機長が「えーと、ドイツに行きたい人、手を挙げて」。もちろん全員が挙手。
「すんません、燃料を積みなおしてから行きます」

全員行きたいから乗ってるんじゃねえかよ。手を挙げてじゃねえよ。

まあ暴れたりする客はいなかったようで、みんなおもしろがって家に電話をかけたりして、最終的には無事にデュッセルドルフまで着いたとか。
笑い話で済んだからいいようなものの、窓からの景色を知っている人は真っ先にハイジャックを疑いますよ。
EU離脱騒ぎといい、何やってんだイギリス。

……と思って調べてみると、この便はBAシティー・フライヤー(系列のLCC?)がドイツのWDLアビエーション(ドイツのLCC?)に委託して、WDLの機材と乗務員で飛ばした、いわゆる臨時便のようです。
話がどこで食い違ったのか、機長は間違ったフライトプランを持ち込んでその通りに飛んだ。
こうなるとドイツも怪しくなってきます。

管制官に責任はないでしょう。
エジンバラの管制塔は空港およびその周辺の交通整理が仕事ですから、臨時便が近づいても適切に誘導するだけです。
ロンドンの管制塔にも同じことがいえます。離陸許可を求められたら離陸させるのが役目です。


私は国内、海外含めて何百回も飛行機に乗りましたが、行き先を間違えた事もバゲージロストも、ましてハイジャックにも緊急事態にも墜落にも遭遇していません。
1回だけ羽田で、滑走路に着陸寸前にまた上昇して「着陸をやり直します」というのはありましたけどね。

親しかった友人のカップルがネパールでの墜落事故で亡くなったので、彼らが見守ってくれているのでしょう。

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