(本頁は「錦秋の屛風岳(3)」の続きである。)
午前11時、山伏岳山頂に到着した。
あまりの眺めの良さに山座同定を試みる。まずは南西側の神室山方面から。
次いで軍沢岳方面。
屏風岳とジャンダルム。
(右上)ジャンダルムと呼ばれる岩峰
今回はこれを間近に見たくてわざわざ山伏岳までやって来たのだ。
下側、ジャンダルムの方から人の声がした。秋の宮方面から直登してきた団体さんだった。
今日、自分以外の人間に会ったのはこの時。山伏岳の山頂だけだった。
なお今日はここで昼飯タイムとする。
神室山をアップで。
神室山にはひと月前、登ったばかり(記録はこちら)だが、実にしんどい山だった。
日本一のキヌガサソウ群生を見るため、また登らなければならない来年以降の課題だ(記録はこちら)。
前神室山
前神室山の少し右、西側・丁岳方面を凝視したら、
これから登る予定の甑山も見えた(2017年の甑山登山記録はこちら)。
南側、虎毛山や禿岳など。
東側、高松岳。
約一時間の休憩の後、山伏岳山頂を後にした。
高松岳の右に虎毛山が並ぶ。
高松岳北山頂近くで山伏岳を振り返ると鳥海山が見えるようになっていた。
高松岳北山頂に今日二度目の到着。
北山頂からこの日最後の焼石岳を眺める。
栗駒山はまだ最後ではないが、一応。
山形の朝日連峰や月山は午前中には見えなかったが、
山伏岳からの帰り、高松岳山頂まで来たら、見えるようになっていた。
高松岳南山頂近くから南側、虎毛山を望む。
虎毛山の右側には山形県の山々がズラリと見えたので、私のわかる範囲で山座同定を試みた。
禿岳、蔵王方面を望む。
少し右、吾妻山方面。
少し右、飯豊連峰。
南山頂付近から今一度、朝日連峰や月山を望む。
山形の名だたる山々が一望出来たものの、
比較的近くにある船形連峰は虎毛山のかげになってしまい、よくわからなかった。
「錦秋の屛風岳(5)」へ続く。