モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

花の焼石岳・初夏の陣。後編。(2021年6月10日)

2021年06月20日 | 焼石岳/夏

(本頁は「花の焼石岳・初夏の陣。前編。」の続きです。)

今日はよく晴れているので鳥海山が見えるかもしれない。
なお鳥海山のように西にある山は、朝によく見える傾向が有るので、時間は少しでも早い方が良いだろう。
そのため姥石平では休まず、焼石岳山頂へと向かった。

横岳との鞍部まで登ると西の秋田側の景色がワーッと開ける。



あいかわらずの素晴らしい眺めだったが、
う~。残念。鳥海山はもやっていてよく見えなかった。

山頂手前から、もやっている鳥海山をクローズアップ。



期待していたが、(T_T)よく見えなかった。
しかしこの約五時間前、五時頃には見えていた。角度的には焼石岳とほぼ同じ。

丁度その時は横手実家の近くを移動中だった。一応、見えているがクッキリとは言い難い。

朝5時頃、平鹿町アップルロードから眺めた鳥海山。



西側、他の眺めはまあまあ好かった。




南西方向、虎毛山や泥湯三山、神室連峰など(視程の良い日には神室山の奥に月山も見える)。



柴沢山方面。



山頂までの間に咲いている花はミヤマキンバイが多く、




ミヤマダイコンソウやイワウメもそろそろ参戦といったところ。

ミヤマダイコンソウ
 

                                               イワウメ

キバナノコマノツメ




南側、栗駒山はよく見えた。登山前にも見ているので、今日は二回見た。




山頂から北西方向、三界山や焼石沼を望む。




山頂から南東側、横岳や泉水沼、姥石平を望む。




今回は鳥海山がよく見えなかったので、山頂には長居しなかった。

握り飯をぱくついたら、さっさと姥石平に降りて東焼石岳に向かった。
そこはおそらく今の時期、国内で最も美しいと思われるお花畑になっている筈。
花はハクサンイチゲが多い。

ハクサンイチゲのお花畑ならば、鳥海山の長坂道稜線や月山もみごとだが、いずれもハクサンイチゲ単体だ。
焼石の素晴らしい点はハクサンイチゲの白をベースにしながらも、色の違う他の花が混じっている点だろう。
他の花とは、ピンクのユキワリコザクラやマゼンタのミヤマシオガマ、黄色のミヤマキンバイなど。
今回は逃したが、場所によってはイワカガミ、チングルマ、ミヤマダイコンソウも混じる。

季節が進むと、もう少し種類が増えるが、今日の時点では・・・

焼石岳をバックに。



東焼石岳の方に歩いてみる。バックはやはり焼石岳。





バック無しで道の反対側の花筵。




ハクサンイチゲの根元にユキワリコ。ミヤマキンバイも。
 
                                         ユキワリコとミヤマキンバイ

ハクサンイチゲとユキワリコ



ユキワリコだけの場所は珍しいかも・・・。




ハクサンイチゲの陰にミヤマシオガマ



ミヤマシオガマほぼ単独。



四種混合シーン




またまたミヤマシオガマ。

 
                                       このミヤマシオガマは白花のようだ。


東焼石岳は平らで地味なお山だが、全山これお花畑になっている。

東焼石岳の花の小道。バックは横岳。



ミヤマキンバイがほどよく混じった場所。



ミヤマキンバイとハクサンイチゲ



この小道、いい雰囲気だ。




東焼石岳の東端。ここからの眺めも素晴らしい。左は六沢山、右に経塚山。





以上。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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おはようございます (ふくろう)
2021-06-20 10:35:08
モウズイカさんDVDに全編出来ないですかね?
Amazonで如何でしょうか?
返信する
ふくろうさんへ。 (モウズイカ)
2021-06-20 16:57:35
(´π`;)よく意味はわかりませんが、
コメントありがとうございます。
(今日は当番で山の植物保護パトロールに行って来ました。天気が悪く、久しぶりに雨中登山でした)
返信する

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