(本頁は「4月5日の男鹿(2)五社堂編」の続きである。)
福寿草山は3月28日にも訪れており、フクジュソウは十分満喫した(記録はこちら)が
今回も立ち寄ってみた。
フクジュソウ群生地に入ったが、花はもう終わったあとだった。
しかし奥の方に行ったら・・・
まだけっこう残っていた。
他の花、カタクリは福寿草山にはあまり多くない。
カタクリ
右上は水仙のような葉がいっぱい繁っているが、これはヒガンバナ科のキツネノカミソリ。
葉は初夏に枯れ、晩夏に花茎だけを延ばして咲く。
こちらはネコノメソウの仲間。種名まではわからなかった。
アズマイチゲとキバナノアマナが混じっている。
福寿草山には何故かアズマイチゲが多い。
林床を見ると葉の量はとても多いが、その割に花は疎らだ。
よく似たキクザキイチゲは福寿草山にはあまり多くない。
花色は男鹿では白が多く、青紫系は少ない。
福寿草山の次の覇者、ニリンソウが少しだけ咲いていた。
本格的な開花は四月下旬以降か。
スミレサイシン
このハタザオの仲間は男鹿や由利本荘の低山でよく見かける。渓谷沿いや崩壊地に多い。
エゾノイワハタザオだろうか。
最後にエンゴサクの仲間二種。
ミチノクエンゴサク
(右上)ミヤマキケマン
以上。
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