モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2024年6月6日、焼石岳3(鳥海山を見るまで)

2024年06月17日 | 焼石岳/夏

(本頁は「・・・焼石岳2(銀明水の前後)」の続きである。)

銀明水の上から始まる灌木帯の登りはしつこく長いが、
左側に池塘が現れると傾斜が緩くなる。
その後また灌木帯に入るが、今度は行く手に焼石岳が見えて来る。




ほどなくして右側に東焼石岳や六沢(むざ)山も見えて来る。

この見晴らしのいい場所は七月に来るとヒオウギアヤメが咲いているが
今回は何も咲いてなかった。

東焼石岳



六沢(むざ)山



小川を渡渉し、少し登ると

右手奥に天竺山と経塚山の重なりが見えてくる。
その左奥に聳えるのは早池峰山だ。




横岳



ここまで来ると姥石平は目の前だ。

涸れ沢のような場所を進むと、姥石平の分岐点に着く。
今回は鳥海山を早く見たいので、分岐点では休みを取らず、
泉水沼を過ぎて、横岳焼石岳の鞍部を目指す。
姥石平の分岐点から焼石岳を望む。




泉水沼から焼石岳。




泉水沼越しに東焼石岳を望む。




(横岳と焼石岳の)鞍部は目前だ。




鞍部から焼石岳山頂側に五分間ほど登る。ここから西側の壮大な眺めを愉しむ。

ここからの眺めは焼石岳山頂よりも素晴らしいと思う。
だから今日は此処までだ。
北西に聳えるのは西焼石岳。




鳥海山はそのすぐ左側に見えるはずだが・・・
今日は雲間からアタマだけ出していた。




全体の姿が見えなかったのは残念。
それでもねんねこぼぼこの雪形が見えたから好しとしよう。

焼石岳西面に広がるカール状の地形を眺める。
手前の台形の山は柴沢山。




カール状地形の眺め。




カール状地形の左側を望む。奥には東山、さらに奥には虎毛山や泥湯三山など。
栗駒山は左の横岳のかげになって見えない。
焼石山頂まで登れば現れるが、光線の加減で見えにくいことが多い。




先にも言ったように今日は此処までだ。

今日はこの後、東焼石岳まで行くので焼石岳山頂はパスさせて頂く。
東側を望むと、真下に泉水沼と姥石平。奥に胆沢平野の散村が見えた。




今回は横岳に向かう登山道の通行止めが解除になっていた。

久しぶりに横岳と焼石岳の鞍部のお花畑を散策してみた。




ユキワリコザクラとミヤマシオガマの混生が素晴らしい。




ユキワリコザクラを前面に。
 

(右上)ミヤマシオガマをメインに。





再び混生。右の黄色はミヤマキンバイ。




姥石平分岐に戻って、ハクサンイチゲ。




姥石平分岐付近のお花畑と焼石岳。




再び参考マップ。




以上。

・・・焼石岳4(天国の花園)」へ続く。


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