(本頁は「霧と深緑の男鹿三山へ。1」の続きです。)
この日のパトロールを終え、昼飯を食べた後は、
毛無山から最高峰・本山の裾を廻り、真山との鞍部、フタツアイまで歩いてみました。
途中、一瞬でしたが、霧が晴れ、本山の姿が望まれました。
以下、順番はいいかげんですが、この道行で出会った花たちを列挙します。
タニウツギ
マルバフユイチゴ
ヒメヘビイチゴ
コケイラン
コンロンソウ
天然杉
サルメンエビネ
フタリシズカ
フタリシズカ
ヤグルマソウ
オオウバユリ(生育中)
エンレイソウ(実)
マムシグサ
次はクルマムグラ、オククルマムグラ。どちらだろうか。
珍しいワニグチソウ。
この植物を初めて見たのは確か大学一年の時なので昭和48年、
山形市のとある低山の神社境内でした。
その後はずっと見ていないので、約50年ぶりとなりますか。
ウワバミソウ
秋田ではこの植物を誰もウワバミソウなどとは呼びません。
「ミズ」で通ってます。
男鹿の山、特に真山側の杉林には多いです。
この山菜は保護地以外の山林ならば採っても構わないのですが、
私は植物保護パトロールをやってる手前、大っぴらに採るわけにも行かず、
じっと我慢しました。
下山後、パトロールの事務局長宅にパトロール報告書を出しに寄ったら、
裏山でミズをいっぱい採ったので持って行けと言われました。
その後の私は約一週間、男鹿のミズを食しております。
以上。
ミズタタキは私も大好きで今年は何度も食してます。ただし今回は量が多かったので、みそ汁の具にも使いました(ほぼ毎朝)。
こちらは叩いてないので筋っぽく、虫歯がうずいている私には(-_-;)苦行でした。
ミズタタキ食べたいです