本ブログを始めて約二ヶ月。当初、園芸植物やガーデニングについてブログ上ではあまり語らないつもりでいたが、
春になり、庭先で何かしらの花が咲き出すようになると、そうも行かないようだ。
ブログにも慌てて「ガーデニング」のカテゴリーを追加してしまった。
カテゴリー立ち上げに当たり、昔の園芸ガーデニングの様子を少しばかり報告させて頂く。
なお本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
夏場はガーデニングがしんどい季節。年によっては旱で水道代が家計を圧迫することもあるが、
多くの場合は蒸れて、鬱蒼と草木が茂り、やぶ蚊の巣窟となるので、
春や秋のように庭に出ることはほとんど無くなる。
イングリッシュ系のガーデンならば、ブルーのデルフィニウムやカンパニュラなどを
林立させる時期かもしれないが、高温多湿の日本(本州以南)では土台無理な話。
それでもうちの庭では何がしかの花か咲いている。先月末から次々と咲き出しているのはヘメロカリスの類。
これは元々、原産が日本や東アジアなので夏場の高温多湿には耐性がある。
2016/07/09
ヘメロカリス `乙女心' 下の方の青花はカンパニュラ・サラストロ Campanula `Sarastro'
乙女心は十数年前からある品種だが、気息奄々だったので、今年春に別場所に移植してみた。
すると夏には息を吹き返してくれた。
今年の春、珍しくカラーの球根を買った。
その時のラベルは白花(苞)品種だったが、いざ咲いたら紫だった。
カラー Zantedeschia。友人によると「ピカソ」という品種ではないかとのこと。
アルセア・ルゴサ
アルセア・ルゴサ Alcea rugosa(Russian Hollyhock)。
一見タチアオイに似ているが、 別種で葉の切れ込みが深く、背丈も半端でなく高い。今年は2.5mを越えた。
中旬になると、アガパンサスが咲く。
この花、暑い年も涼しい年も咲くのはいつも決まってこの頃なのだ。
2016/07/13
2016/07/13 2016/07/17
2016/07/17
2016/07/17
ビロードモウズイカ リシマキア・キリアータ `ファイヤークラッカー'
ビロードモウズイカは植えたわけではない。
近所の空き地から飛んできて勝手に生えたもの。以前、そのままにしていたら、猛烈に増えたので、
撮影後、抜き捨てた。
リシマキア・キリアータ `ファイヤークラッカー' Lysimachia ciliata `Firecracker'
は主に暗赤色の葉を鑑賞する植物だが、今頃の季節になると黄色い花を下向きに咲かせる。
生育旺盛で地植えするとあっという間に庭中に広がってしまう。
こちらもよく増える植物。
2016/07/24
ヒメヒオウギズイセン、モントブレチア、クロコスミアといろいろな名があるようだ。
安易に導入したことを悔やむ植物のひとつ。
モントブレチアという植物名は、検索したところ、
「英名(旧属名)からで、フランスの作出者Victor Lemoineが植物学者Coquebert de Montbretに捧げたもの。」
とあった。
アガパンサスの奥に立つ黄色い花はウイキョウ(フェンネル) 。
2016/07/24 ウイキョウ
ウイキョウ(フェンネル) は
うちの庭にやって来て20年。借家時代からカウントすれば四半世紀。長命な草だ。
オニユリ ロニセラの実
7月29日。
梅雨明けの日に白い紅蜀葵(モミジアオイ)が咲いた。
モミジアオイ Hibiscus coccineus 。紅蜀葵なのに白い。
八月の秋田はずっと旱続き。
2016/08/21
ルドベキア・トリロバ(タカオ) Solanum pyracanthum
ルドベキア・トリロバ(タカオ) は咲いたままドライフラワー化していた。
八月も末近くなってやっと新鮮な花が咲いた。今年の夏リコリスはこれだけだった。
リコリス・オフホワイト Lycoris `Off White'
2016/08/22
以上。
また見ることができるようになって嬉しいです。
薔薇が無いのは風のガーデンと一緒ですね❗