(本頁は「今年も男鹿毛無山でシラネアオイ探し。」の続きです。)
この日は毛無山を下山した後、福寿草山にも立ち寄ってみた。
四月あたまに初めて訪ねた時のフクジュソウの大群生は衝撃的だった
(4月2日の福寿草山の記録はこちら)。
ところが今回の福寿草山は入口からいきなりニリンソウの群生になっていた。
入口からいきなりニリンソウの群生
ニリンソウの群生
その先は一旦、シャクの海になるが・・・
その奥はまたニリンソウがぶり返して来た。
ニリンソウの海になっていた。
またシャクの海になったかと思うと、
またまたニリン。今度のニリンソウの海は森の奥まで果てしなく続いてる。
場所によってはニリンソウにラショウモンカズラやオドリコソウが混じっていた。
ニリンソウの海はまだまだ・・・
なのだが、きりが無いのでこれで中締め。
ニリンソウの海にシラネアオイが混生。
要するに福寿草山は二輪草山いや海に変化していた。
こんな広いニリンソウの群生は今まで見たことがなかった。
この場所で見かけた他の花たち。
まずはシソ科やケシ科の仲間など。
オドリコソウ
オドリコソウは一部で咲き出したばかりだが、
ニリンソウやシャクの海の中では、花が咲く前の個体を数多く見かけた。
この山は二輪草海の後はもしかしたら踊り子草山になるかもしれないと思った。
カキドオシ
ミヤマキケマン
ミヤマキケマンは一見きれいだが有毒植物。折るとひどい臭いがする。
ムラサキケマン
マムシグサの芽出しにはいつもドッキリする。
この山にはムラサキケマンも多かった。
それもこのエリアに万遍無く生えていたのはちょっと意外だった。
ウィキペディアで確かめたところ、ムラサキケマンは毒草だった。
自身もショックだったので、該当箇所を無断だが、貼り付けさせて頂く。
『全草にプロトピンを含み有毒。誤食すれば嘔吐・呼吸麻痺・心臓麻痺などを引き起こす。
ウスバシロチョウの幼虫の食草であり、このためウスバシロチョウも有毒となる。
また、植物体を傷つけたときに出る汁は悪臭がする。
だが、実際に茎を折って匂いをかいでみると、特に臭いの感じられない個体も多い。
山菜であるシャク (植物)と生育場所や葉の形が非常によく似ているため、注意が必要である。』
今回、わざわざ貼り付けしたのは、セリ科のシャクともろ混生していたからだ。
この山、いや二輪草海は地元の人の秘密の山菜採取場となっているようだ。
この日もそれらしき人達が数組、入山していたが、何を採っているかは聞きそびれた。
次いでスミレの仲間と他の草花。
オオタチツボスミレ
次はヒカゲスミレか、あるいは変種のタカオスミレと思われる。
三株見つけたが、花が付いていたのはこの株だけだった。
ニョイスミレ(ツボスミレ)
ナツトウダイ
タニギキョウ
ホソバノアマナはこちらにもあった。五社堂周辺よりもむしろ多いかなと思った。
右上の植物は何だろう。葉は多肉植物のような質感で青みが有る。また葉縁には鋸歯があった。
facebook上で質問したところ、友人からミツバベンケイソウではないかと教えて頂く。
以上。
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