4月11日は由利の八塩山に登るつもりで早朝に家を出たが、本荘が近づいたら鳥海山がとても奇麗だった。
こんなによく見える機会はそう多くない。八塩山には鳥海山を十分眺めてから登ることとし、
鳥海山の北から東にあたる山麓を走り回ってみた。
大内インターを降りたあたり(A)から。手前は芋川の桜並木。
矢島町郊外(B)から。
今回眺めたポイントは ↓ のマップを参考頂きたい。
旧鳥海町の猿倉に来ると、鳥海山の姿はより富士山型になる。通常は前面に田んぼや人家があるが、
最近、こういった人工物が一切入らないポイントを見つけた(⇒C)。そこは山の中の小さな橋の上。
最近は割と知られて来たのか、他のカメラマンの姿もよく見かける。
会話してみると、数多あるビューポイントの中でも突出する眺めではないかとのご意見。私も同意見だ。
猿倉の山中、橋の真ん中(C)から。
猿倉の集落(D)から。
次は百宅(ポイントE)。
百宅(ももやけ)は将来ダム湖の底に沈む予定の集落で、このところ工事車両の出入りが多くなり、近づくのも容易でなかったが、
11日は日曜だったせいかスムーズに入れた。
百宅入口(ポイントE)から見た鳥海山
百宅鳥海と柿の種号。2016年年末、柿の種号の納車翌日の初ドライブも百宅だった(こちら)。
次の笹子峠(じねごとうげ)。この峠のあるエリアは直根と書くが、読みは「ひたね」。一体、何語なんだろう。
笹子峠は鳥海山から見るとほぼ真東に当たる。この角度と先の百宅から見るともろ富士山だ(ちょっと緩い点は否めないが・・・)。
残念なのは前山が迫っているため、裾野が見えない点。
笹子峠(ポイントF)から見た鳥海山
笹子峠から山形との県境にそびえる丁岳を望む。
笹子峠から県境の怪峰、甑山を望む。
笹子峠から笹子(じねご)に下りた後は、八塩山に向かう。ずっと山中を走るため、鳥海山は見えないが、
牛ノ沢集落(羽後町)を過ぎるあたり(ポイントG)で突然見え出す。しかし100mも走るとまた見えなくなる。
牛ノ沢集落(羽後町)を過ぎるあたり(ポイントG)で突然見える鳥海山
八塩山から。
八塩山山頂(ポイントH)から見える鳥海山
八塩山山頂(ポイントH)から稲倉岳。
下山後、大内インター(ポイントA)に再度、寄ってこの日最後の鳥海山を見る。
太陽光の角度が違うので朝見たものとは印象が異なる。
大内インター(ポイントA)から見た昼過ぎの鳥海山。
翌12日は所用有って横手実家に行ったが、
天気が良く鳥海山も十分見えた。これも一応、「North East 鳥海山」なので二枚を追加。
平鹿町明沢(ポイントI)から。
十文字町郊外(ポイントJ)から。
鳥海山は見る位置、角度によって大きく姿を変える山。
時間にゆとりがある方は、「West Side 鳥海山(2021年4月1日)」もどうぞ。
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