モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

今年初の八塩山登山(2021年4月11日)

2021年04月19日 | 東光山・八塩山

春の八塩山の愉しみはオオイワウチワの花。
一昨年は4月23日に行き、洪水のような咲きっぷりに圧倒された(こちら)。

昨年は暖冬だったので、少し早く、4月14日に行ってみたところ、雪消えは早かったが、
その後、寒の戻りが続いたようで花付きはイマイチだった(こちら)。

今年はどうだろう。雪は多かったが、
三月以降、暖かい日が続き、下界(秋田市)の桜などは気象台開設以来最速のペースで咲き出している。

ということで、今年は4月11日に行ってみた。

東側から見た八塩山(713m)



登山口から歩き出したら、すぐに大量の残雪。以前、滑って転んでいるので今回はアイゼンを装着。

 



すぐに残雪は終わった。アイゼンを脱ぐ。右上は
残雪の近くで咲き出していたカタクリ。

鳥居長根の稜線は険しい登りだが、歩き出すとすぐにオオイチワがウエルカム。
今年は早くから咲き出していたようだが、花の数はあまり多くなかった。
しょぼいと感じた昨年よりは少し多めだが、
一昨年のような咲きっぷりには到底及ばなかった。

オオイワウチワの群生






鳥居長根の稜線
 
                                                                                                                                                                     イワナシ

再び、オオイワウチワ。これは美人さんだ。




まだ開花途中、ピンクが濃いめの個体




 


オオイワウチワが疎らになり、(右上の)ブナの木立が見えてきたら、急な登りも卒業間近。

山頂台地の一角に立つ。休憩場の東屋が見える。ここから先、道は急に平らになる。




山頂台地は雪でびっしりだったが、歩くのに支障はなかった。

ブナの美林




ブナの木
 

                                                                                                                                                                  ツルアリドオシの実


マルバマンサク




オオカメノキの花芽



山頂からの眺めだが、鳥海山は申し分無し。







春には何度も登っているが、雲やカスミ(黄砂)の影響もあり、鳥海山がまともに見えたことは無かった。
今回、オオイワウチワは少し物足りなかったものの、鳥海山は今までで最高だった。

今日は天気が良いので、奥羽の山々もよく見えた。

南から栗駒山



焼石岳




真昼岳と女神山(右)




和賀岳




秋田駒ヶ岳と岩手山(右奥)




北側の出羽丘陵の眺め




以上。



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