ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

冬のアルバイト♪

2010-02-07 | 日記
冬の農閑期の間、ミセスファーマーは近所にある苺生産団地で収穫の仕事を手伝っています。

普段は3食とも家で家族と共に食事をするのですが、アルバイトに行く時だけはお弁当持ちです

今日のメニューは2色弁当とコーンスープ。自分用なのでできるだけ手抜きで・・・



ここには22棟の大きなビニールハウスがあり、冬の間も苺の栽培をしていて一年中出荷をしています。

外は氷点下の気温でも、ハウスの中は常に20℃以上はあるので薄手のシャツで十分なほど暖かく、

真冬なのに汗だくになるくらいです。これは温度が15℃以上にならないと、受粉させるための蜂が

飛んでくれないからなんだとか。ポカポカ陽気で蜂がブンブン飛び交い、甘~い香りのするハウスの

中はまるで別世界です。





高設栽培(高床式)になっていて、通路を歩きながら収穫作業をします。左手に箱を持ち、

右手の小指以外の4本の指で、そぉ~っと苺の上部を包むようにしてから、手首のスナップを

きかせてプチっと茎からもぎ、次々に箱に並べていきます。苺はとてもデリケートで傷つきやすく、

収穫作業は手早く、かつ慎重に行わなければいけません。



こちらは珍しい白い苺「初恋の香り」。うっすらピンクに染まったものは採りごろです。

完熟してない様に見えるけど、目をつむって食べてみると確かにほのかな甘さの苺の味

赤と白の苺を詰め合わせて、結婚式の引き出物などにも使われたりするそうですヨ。

         

この収穫作業のお手伝いは、家業が忙しくなる4月前くらいまでほぼ毎日続きます。

ミセスファーマーにとっては、冬場の貴重なお小遣い稼ぎのなのです




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