2日目はホテルで朝食を済ませたあと、都バスに乗って丸の内方面へ向かいました。東京駅周辺はだいぶ
再開発が進んで昔とは趣が違うところも増えたので、じっくり歩いてみたかったんですよね この数年は
足の痛みがあって歩くなんてとても考えられなかっただけに、今回は思う存分丸の内を散策できました
まずは東京フォーラム付近のバス停で降りて、東京駅へ向かって歩き始めました。この辺りは歴史のある
建物と、新しくできたビルがいい具合に混在していて、洗練されたヨーロッパの様な雰囲気です。三菱美術
館横から丸の内ブリックスクエアに抜けてみました。
ショーウインドウにディスプレイされているのは小さな盆栽たち。実はミセスファーマーは昔から盆栽に興味
があります いつかこんなお洒落な盆栽を買って、自分でも育ててみたいなぁ~。
続いて、昨年東京中央郵便局の敷地にオープンした丸の内KITTEへ。(大きなビルなので全景写真は撮影
できませんでした)
中へ入るとガラス張りの天井で、とても都会的で開放感あふれるアトリウムになっています。ショップは11時
開店なので、また午後に戻って来る事にして東京駅へ向かいました。
丸の内南口側の駅舎。一昨年復元工事が終ってから初めて訪れました。 赤レンガがきれいになって甦り、
ますます風格ある佇まいになりましたね。一時は取り壊し案もあったと聞きますが、東京駅はやっぱりこうで
なくちゃね。
南口改札口のドーム。天井のレリーフも見事です
丸の内北口から八重洲口の方へ回ってみると、今度は近代的な造りに大変身してました 東京駅構内は
来るたびに進化していましたが、こちら『東京グランルーフ』も昨年9月にオープンしたばかりのようで、大丸
とも直結しているからもうおのぼりさんのミセスファーマーには何がなんだか分からないくらい広くて、とても
じゃないけど回りきれませんでしたヨ 次回はちゃんとリサーチしてからじっくり見て歩きたいです。
そうこうしているうちにお昼が近づき、ミセスファーマーはソワソワしてきました。何故かというと、丸の内の
ランチタイムは12時になると一斉に近隣のオフィスからビジネスマンやOLの人たちが出てきて、あっという
間にレストランは満席になるし、お弁当を買う列も一気にできてしまうのを知っていたので、なんとしてもその
前にお店に落ち着いておかないと、と思っていたのです。以前仕事で丸ビルに出入りしていた事があり、
その熾烈なランチ競争はハンパじゃないという記憶から、少し急ぎ足で八重洲口から丸の内側に戻って
きて、前から気になっていた『MAISON BARSAC』に入りました。私たちは11時50分過ぎころに入店
したのですが、案の定その直後にほぼ満席になりましたヨ・・・ギリギリセーフ
窓際の席に通してもらい、外の景色を眺めながら優雅にシャンパンランチです 私たちのほかは皆
ビジネスパーソンでいっぱいの店内。昔は私も“あっち側”だったんだけどなぁ・・・なんてふと思いつつ、
今はツーリストとしてシャンパンと共に美味しいランチを楽しみました この日は寒かったので(しかも
この後しばらく雨が降りました)屋根のない二階建てバスに乗っての観光はできませんでしたが、あとで
丸の内界隈のビルを無料で循環するバスに乗ってみました
ランチのあと、再び向かいのKITTEへ。午前中に行った時は入れなかった雑貨店『PHARMACY』。ちょっと
ユニークな品揃えで、ここで自分用に小さな豚のスノードームとダンナさまへのお土産を購入しました。
ちなみに、ダンナさまに買ったのは組み立て式の豚のスケルトン模型。内臓がかなりリアルで、プロが見ても
なかなかの出来です。全文英語の解説書付き。
⇒
丸の内をたっぷり満喫したあとは上野へ。この日もう一つのお目当てだった絵画展 “モネ、風景をみる眼―
19世紀フランス風景画の革新”を見に、国立西洋美術館へ行きました。印象派のコレクションが多いポーラ
美術館との共同企画ということもあり、モネだけでなくルノアールや私の好きなピサロなど、印象派の代表的な
画家の作品が沢山展示されていて、とても見ごたえがありました。 札幌にも美術館はありますが、なかなか
タイミングよく見に行くことができないので、今回は本当に良かったです
美術館を出たら外はもう日が暮れていました。一日中歩き回ってさすがに疲れたので、東京駅構内で夕飯を
調達してホテルへ帰ることに。丸の内の夜景もきれいだなぁ~←って、働いていた頃はそんな風に思った事も
なかったんですけどね。外から見るときれいに思えるようになるのかな。
東京駅構内も随分と様変わりしていて、まるでデパ地下のようでした。数あるお弁当やお惣菜の中から美味し
そうなものを選んで買ってきて(買いすぎないように注意して)、ホテルの部屋でいただきました