活字になった川柳など

日常と川柳
各種公募入選句
川柳についての個人的意見

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2020-04-28 12:01:56 | Weblog

いつも通りの車出勤 昨日ガソリンを満タンにしてきた。今朝起きて休みと勘違いして家内をビックリさせてしまった。よほど祝日を心待ちにしていると見える。今日はブログが昼まで使えない。何かメインテナンスが必要らしい。

川柳 川柳きやり 5月号 創立百周年記念号が届いた。巻頭に私の新型ウイルスへの恨みの句が載せられている。4月11日の記念大会は中止になった。尾藤川柳師の記念講演「川柳きやり百年」は原稿が掲載されている。写真や資料を多数紹介され川柳学の権威であり川柳の伝統継承者でもある尾藤川柳師ならではの講演の梗概であった。ライブ講演ではきやり吟社の由来である江戸鳶の「きやり」の映像を見せていただく予定だったとのこと。創始者の村田周魚は句(川上三太郎)や柳論(前田雀郎)ではなく人格で評価されたと聞く。私の[持ち場で自分のベストを尽くす]という生き方のモデルになると思う。定型遵守伝統川柳ということで入会を決めたが今再び選択が間違っていなかったことが確かめられた。創設以来休刊が無いと思い込んでいたが関東大震災の後一年は雑誌発刊が出来なかったとのことだ。「蚊の鳴くような木遣り歌」と揶揄された「川柳きやり社報発行」は敗戦前の昭和十九年のことだったとわかった。

新型のウイルス医者の弱み突き
医師無力新規有効薬皆無
ウイルスが意志持つようにヒトを攻め
教訓のオイルショックを皆忘れ
近詠で友の安否を確かめる
正論を感情論が押しつぶす


芭蕉の蛙古池へ一波紋(波)
古本で温故知新の実を挙げ(本)

凍結路すべる車を押してやる(援助)
名手でも大事な時に出るエラー(エラー)
三代目多少の事でほめられず(栄光 十秀)
合格の知らせを聞いて描く夢(描く 十秀)
肘曲げて咳を押さえる思いやり(エチケット)

 


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