2011年9月10日~11日
メンバー:F師匠、Yuky
第1日目
天候:晴れのち曇り夕方一時雨
ルート:土合~湯檜曽川白樺沢ケサ丸沢~鉄塔巡視道~本谷~二俣
今回は、3年前に本谷遡行したが、雨で峠ノ沢付近で中止した。
その続きをリベンジというわけである。
もう1回同じ所も芸がないので、ケサ丸沢を行き本谷は続きからはじめる。
前夜出発し、土合の白毛門登山口でテン泊。
夜中も随分と車が来た。朝は片側満車である。
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白毛門登山口駐車場
沢ヤさんも随分いる。ここから新道を武能沢出合まで。
やはり5パーティーくらい来た。。。
しかし天気は久々にいい。
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谷川岳
武能沢から下降して本谷へ下りる。
前回は、魚止め滝へは水量多くてたどり着けず巻いたが、今回は平水で余裕で取り付ける。
左の壁を残置シュリンゲ使いながら上がる。
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魚止め滝
滝の先のゴルジュは巻く。適当なところで本谷へ。しばし河原である。
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河原
河原が右に曲がると白樺沢出合である。
入ってすぐにゴルジュがある。ここは突っ張りで突破。
結構面白い。
→
突っ張りで突破
その先は沢も開けていい雰囲気である。
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白樺沢下流部
3~4mのナメ滝をいくつか越えると正面にドーンと大滝が現れる。
ここが、ケサ丸沢との分岐である。
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ケサ丸沢(右)
白樺沢は、3段30m大滝だ。左壁が行けそうである。
この時後続1パーティー4名登場。先に行ってもらうが、これが大失敗。
次の2段25mでロープ出しておりしかも遅い遅い。
山岳会名は、いかにも登はんやる山岳会のようであるが。。。
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2段25m
ここは左壁を中段まで行きバンドを左トラバースして右上するルンゼ上を行く。
上部に灌木ありこれを利用して下降する。
随分時間かかった。待ち時間ね。
その上は、大ナメ50mである。右壁をいく。
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大ナメ50m
この上でもう1パーティー2名行く。左俣へ行った。
左俣の上に逆くの字などあるがそれらはスイスイ行ける。
その後にあったトイ状8mが悪そうだったのでロープを出した。
意外とホールドありあっさり登れたが。。。
その後幅広8mナメ滝
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幅広8mナメ滝
この滝上が、1:1位で二俣となっておりこれは左へ。
ここからナメ滝の連瀑帯だ。
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2段大ナメ滝30m
右から簡単に行ける。その後も4段15mなどのナメ滝を行き、2段10mで連瀑は終了。
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2段10mナメ滝
遡行図はこの上の分岐は左であるが、我々は右を行く。
すぐに3段30m位の滝。これは簡単に上れる。
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3段30m
その後はゴーロの渓相になり、登山道を探しながら上がる。
稜線間近くらいまで上がってようやく登山道横切るがわかりにくいから注意。
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登山道から谷川岳方面
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湯檜曽川本谷を振り返る
清水峠へ登山道を向かう。
巡視路の看板があるので、A46で下降する。
峠ノ沢の右岸尾根だ。ところで峠ノ沢は登山体系など古い資料には本谷の40m大滝の下にあるが、
正解は、大滝の上である。
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巡視路標識
急な草斜面を行くと本谷へ下りる。3年前に遡行終了した地点である。
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本谷リスタート
早速5mナメ滝越えると10mナメ滝が2つ現れる。
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10mナメ滝
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最終の5mナメ滝
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ナメ
最終の5mを越えると少しナメになり、すぐに池ノ窪に出合、その先が二俣である。
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二俣
右岸に3張くらい張れる台地あり、1パーティーがいた。
我々は、右俣のゴボウ沢に入りビバーク。ここは1張しか張れず快適である。
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本日の寝床
随分早く着いたので食事したり昼寝をしたりした。
人の声がするので下を見ると随分とパーティーが上がってきたようだった。
焚き火をしていると雨がポツポツ来たので待避。
タープの中でご飯食べて早めに就寝する。
第2日目
天候:曇り
昨日雨も大したこと無かったが、曇り空で稜線は厚い雲に覆われていた。
暗いうちにお気素早く出発準備。
先行で1パーティー3名の若者達が上がっていった。
他はまだまだのようである。
いくつかのナメの小滝を越すと、快適そうなビバーク地があり
そこから高度を急に上げるように沢は稜線へ突き上げていく。
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上部の渓相
奥の二俣をわけるとしばしで、水量も減り、笹に覆われたところへ。
笹をかき分けながら上がっていくと、草紅葉した草原へ飛び出した。
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草原
そこからすぐに登山道に行き会う。そして朝日岳山頂へ。
単独の登山者の方達がいた。
稜線は、雨は降っていないものの風強く少し寒い。
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朝日岳山頂
ここで沢装備を解き縦走にはいる。
笠ヶ岳、白毛門と越えて行く。先の若者達は奥の二俣を左へ行ったようで後から来た。
白毛門へ行くと日帰りの登山者で賑やかであったが、展望は得られず。。。
一気に下降していくと厚い雲を抜け、土合駅方面が見えた。
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下山途中土合駅方面
昼過ぎには暑い、白毛門駐車場に着いた。
あとは、温泉に浸かり舞茸買って、帰路につく。
やはり谷川の谷は、いい谷が多いね。
メンバー:F師匠、Yuky
第1日目
天候:晴れのち曇り夕方一時雨
ルート:土合~湯檜曽川白樺沢ケサ丸沢~鉄塔巡視道~本谷~二俣
今回は、3年前に本谷遡行したが、雨で峠ノ沢付近で中止した。
その続きをリベンジというわけである。
もう1回同じ所も芸がないので、ケサ丸沢を行き本谷は続きからはじめる。
前夜出発し、土合の白毛門登山口でテン泊。
夜中も随分と車が来た。朝は片側満車である。
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白毛門登山口駐車場
沢ヤさんも随分いる。ここから新道を武能沢出合まで。
やはり5パーティーくらい来た。。。
しかし天気は久々にいい。
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谷川岳
武能沢から下降して本谷へ下りる。
前回は、魚止め滝へは水量多くてたどり着けず巻いたが、今回は平水で余裕で取り付ける。
左の壁を残置シュリンゲ使いながら上がる。
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魚止め滝
滝の先のゴルジュは巻く。適当なところで本谷へ。しばし河原である。
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河原
河原が右に曲がると白樺沢出合である。
入ってすぐにゴルジュがある。ここは突っ張りで突破。
結構面白い。
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突っ張りで突破
その先は沢も開けていい雰囲気である。
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白樺沢下流部
3~4mのナメ滝をいくつか越えると正面にドーンと大滝が現れる。
ここが、ケサ丸沢との分岐である。
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ケサ丸沢(右)
白樺沢は、3段30m大滝だ。左壁が行けそうである。
この時後続1パーティー4名登場。先に行ってもらうが、これが大失敗。
次の2段25mでロープ出しておりしかも遅い遅い。
山岳会名は、いかにも登はんやる山岳会のようであるが。。。
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2段25m
ここは左壁を中段まで行きバンドを左トラバースして右上するルンゼ上を行く。
上部に灌木ありこれを利用して下降する。
随分時間かかった。待ち時間ね。
その上は、大ナメ50mである。右壁をいく。
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大ナメ50m
この上でもう1パーティー2名行く。左俣へ行った。
左俣の上に逆くの字などあるがそれらはスイスイ行ける。
その後にあったトイ状8mが悪そうだったのでロープを出した。
意外とホールドありあっさり登れたが。。。
その後幅広8mナメ滝
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幅広8mナメ滝
この滝上が、1:1位で二俣となっておりこれは左へ。
ここからナメ滝の連瀑帯だ。
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2段大ナメ滝30m
右から簡単に行ける。その後も4段15mなどのナメ滝を行き、2段10mで連瀑は終了。
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2段10mナメ滝
遡行図はこの上の分岐は左であるが、我々は右を行く。
すぐに3段30m位の滝。これは簡単に上れる。
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3段30m
その後はゴーロの渓相になり、登山道を探しながら上がる。
稜線間近くらいまで上がってようやく登山道横切るがわかりにくいから注意。
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登山道から谷川岳方面
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湯檜曽川本谷を振り返る
清水峠へ登山道を向かう。
巡視路の看板があるので、A46で下降する。
峠ノ沢の右岸尾根だ。ところで峠ノ沢は登山体系など古い資料には本谷の40m大滝の下にあるが、
正解は、大滝の上である。
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巡視路標識
急な草斜面を行くと本谷へ下りる。3年前に遡行終了した地点である。
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本谷リスタート
早速5mナメ滝越えると10mナメ滝が2つ現れる。
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10mナメ滝
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最終の5mナメ滝
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ナメ
最終の5mを越えると少しナメになり、すぐに池ノ窪に出合、その先が二俣である。
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二俣
右岸に3張くらい張れる台地あり、1パーティーがいた。
我々は、右俣のゴボウ沢に入りビバーク。ここは1張しか張れず快適である。
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本日の寝床
随分早く着いたので食事したり昼寝をしたりした。
人の声がするので下を見ると随分とパーティーが上がってきたようだった。
焚き火をしていると雨がポツポツ来たので待避。
タープの中でご飯食べて早めに就寝する。
第2日目
天候:曇り
昨日雨も大したこと無かったが、曇り空で稜線は厚い雲に覆われていた。
暗いうちにお気素早く出発準備。
先行で1パーティー3名の若者達が上がっていった。
他はまだまだのようである。
いくつかのナメの小滝を越すと、快適そうなビバーク地があり
そこから高度を急に上げるように沢は稜線へ突き上げていく。
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上部の渓相
奥の二俣をわけるとしばしで、水量も減り、笹に覆われたところへ。
笹をかき分けながら上がっていくと、草紅葉した草原へ飛び出した。
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草原
そこからすぐに登山道に行き会う。そして朝日岳山頂へ。
単独の登山者の方達がいた。
稜線は、雨は降っていないものの風強く少し寒い。
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朝日岳山頂
ここで沢装備を解き縦走にはいる。
笠ヶ岳、白毛門と越えて行く。先の若者達は奥の二俣を左へ行ったようで後から来た。
白毛門へ行くと日帰りの登山者で賑やかであったが、展望は得られず。。。
一気に下降していくと厚い雲を抜け、土合駅方面が見えた。
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下山途中土合駅方面
昼過ぎには暑い、白毛門駐車場に着いた。
あとは、温泉に浸かり舞茸買って、帰路につく。
やはり谷川の谷は、いい谷が多いね。