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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スペインとイングランド、その違いは何か

2012-03-19 20:25:26 | 日記
 サッカーというのは皮肉なもので、自国リーグが強いことと代表が強いことは比例し
ません。

 スペイン代表が2008年と2010年に渡り、欧州選手権とワールドカップを手に
出来たのは、主力の数人がリーガ・エスパニョーラではなく、

 「プレミアリーグ」

 に籍を置いていた為だと思います。

 リーガ、そしてプレミアは現在のサッカー界で、人気と実力を二分する存在であり、
選手の憧れの的でもあります。

 しかしイングランド代表の選手は、そのほとんどが自国に留まっており、海外リーグ
への移籍を果たそうとしません。

 スペインとイングランドでは当然その「スタイル」に差があります。

 例えば

 1・選手間のリーチ(間合い)の差
 2・選手の出身国。例えばイングランドは北欧の選手が多いが、スペインではラテンの   
   選手が多い
 3・その為フェルナンド・トーレスやダヴィド・シルバは日常的に、自分よりも体格に
   優れた選手、ロングボールの戦術に触れる事が出来る。

 といった点が考えられます。

 つまりスペイン代表の主力が外に出たことで、ラテン以外のサッカーを吸収し、還元で
きたことが、代表強化に繋がったと思うのです。

 僕はミケル・アルテタもスペイン代表に相応しいと思いますが、彼が代表に入れないほ
ど、スペインの中盤は分厚いですね。

 ランパード、ジェラードが海外進出を果たさなかった背景には、彼らがクラブの象徴で
あったことと無関係ではありません。

 例えばルーニーやジョー・ハートなどが移籍したならば、イングランド代表の様子は
変わるかもしれません。
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