塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

補強選手の平均年齢を思う

2024-11-20 20:34:20 | 日記

 プロ野球ドラフトの第一人者であり、著作「問題だらけの12球団」でも知られる小関順二。

 

 彼はドラフトにおいて、12チームがどのような意図で大学生、高校生、そして社会人を指名しているのか、年齢とポジションの構成比、そして観客動員に至るまでを著作に綴ります。

 

 今は独立リーグからの指名もありますし、わけのわからない「逆」指名ドラフトもありません。

 

 そもそも逆指名ドラフトなど、ドラフトの意味合いを全否定しているわけですから、バスケットボールやアイスホッケーなど、米国の関係者が当時この方策を知っていたなら、あきれ果てて批判すらしなかったでしょうね。

 

 AC長野パルセイロ・レディースも公式ホームページで、続々と新加入選手を発表しています。

 

 契約年数と報酬額まではわかりませんが、基本は高校生を指名、入団交渉を行い入団会見を行っています。

 

 村山ダイレクターはおそらく

 

 大学生や他のWEリーグ・クラブから獲得するよりも、高校とのパイプを作りたい 

 高校生のほうが、実戦経験を踏むと一気に自分でも驚くほどの成長曲線を描く

 そのために高校生を軸に補強

 

 という観点なのではないでしょうか。

 

 もちろんそこには伊藤キャプテンのように、指針を伝達できる選手がいてこそ、ですよね。

 

 アーセナルが若い選手を獲得するも、最後でひと踏ん張りがきかないのは彼らをサポートする存在が不在と、長く指摘されてきましたが、若い選手がある意味爆発力があることも事実、そこが難しいわけです。

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僕たちの表情の源

2024-11-20 20:26:04 | 日記

 塩野七生は、ご結婚し皇室を離れる前の紀宮様と面会したことがあります。

 

 塩野さんは紀宮様に

 

 「ご結婚は一度でもした方がよろしいかと」

 

 と軽口をたたく一方で

 

 「目の前にいるお嬢様が、あの聡明でお美しい美智子様が、丹精こめて育て上げられた方なのだ」

 

 と感嘆もするんですね。

 

 佳子様をみても、お若いころよりも現在のほうがその美貌に拍車がかかっていることも確かですが、その表情には責任と義務、その中で得られる自由を甘受されていることが、我々にもわかりますよ。

 

 つまりネイマールがわがままといえる性格は、ある意味で父親のネイマール・シニアの教育や提言が、非常に深くかかわってきたとも言えます。

 

 また、貧しい生活から這い上がり、多くの優勝を経験してきた選手たち

 

 フランス代表ならばフランク・リベリ

 アルゼンチン代表ならばレオ・メッシ、アンヘル・ディ・マリア

 ポルトガル代表ならばロナウド、ペペ

 

 などは、懸命に働く両親の姿から感化されているわけですね。

 

 2002年ワールドカップ優勝とリバウドも、バス代を節約するため、小学生でありながら片道なんと20キロの練習場まで歩いたといいますよ。

 

 それだけ選手、僕たちの表情には日常で得た読書や学び、先輩たちの薫陶が漂っている、そんな気がします。

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アジア最終予選はまるでアメリカンコーヒーか

2024-11-20 20:18:56 | 日記

 イタリアはエスプレッソに代表される、濃いめのコーヒーを「バル」で飲み干す習慣があります。

 

 ですから俗に言われる「アメリカン」は、コーヒーではないと言い切りますし、スターバックスのような大手を積極的に受け入れないとも聞きました。

 

 現在のアジア最終予選は、まさに薄目のコーヒー、アメリカンといえますね。

 

 日本代表が強いことは確か

 しかしサウジアラビア代表とオーストラリア代表が腑抜けなことも確か

 バーレーン代表やインドネシア代表、中国代表が日本代表に仮に勝利すれば、それだけでお祭り騒ぎ

 

 という現状を思うと、32か国で出場国が決まった前回までが、やはり理にかなっているといえませんか。

 

 ただ、1997年のアジア最終予選、日本代表は苦戦しましたし

 

 今でもハイライトで使用される、マレーシアのジョホールバルでのイラン代表との対戦

 仮に敗北していれば、オーストラリア代表とプレイオフを戦う必要もあった

 

 この時、岡田武史日本代表監督は、伝家の宝刀でないにもかかわらず、ようやく岡野雅行を起用、大一番でようやく出番がまわってきたものの、当然ぎこちない動きで周囲を不安に陥れます。

 

 今は当時の彼ほど出番がなくとも、ここまでの緊張感で足がすくむこともないと思いますよね。

 

 ですから日本の着実な成長は、2014年大会の惨敗や、2018年大会直前の監督解任など、紆余曲折を無駄にしてこなかった証ともエイル、そんな気がします。

 

 監督の解任は簡単かもしれませんが、後任人事ははるかに難しいですから。

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プーマは今頃後悔か

2024-11-19 19:34:11 | 日記

 プーマはアディダスとの「ペレ協定」を無視し、ペレと契約し一気にブランドの知名度を上げます。

 

 プーマはこれまでヨハン・クライフ、エウゼビオ、そしてロタール・マテウスと契約、今なお三浦知良が愛用していることでも知られています。

 

 しかしプーマ首脳陣は後悔していると思いますよ。

 

 2020年、ナイキからネイマールを強奪した際は

 

 彼がパリ・サンジェルマンで、UEFAチャンピオンズ・リーグで優勝し、バロンドールに輝く可能性は残されている

 ブラジル代表が2002年以来、FIFAワールドカップで優勝するには、ネイマールが必要だ

 

 と考えていたことでしょう。

 

 それはあながち、間違った考えではないですよね。

 

 ただ現状のネイマールは

 

 ブラジル国民そのものが、ネイマールが代表に必要なのかどうか、すでに困惑している

 怪我からの復帰はどうなのか

 豪邸を購入、車にお金を費やすなどプレイの面ではなく、オフピッチで話題が多い

 

 というように、すでに選手ではなく遊び人、のような形ですよ。

 

 それでもブラジル代表は彼を必要としているわけですが、エンドリッキやロドリゴに声をかける、記者会見で相手への敬意、代表の現状を語るわけでもありません。

 

 プーマとの契約がいかほどか、僕にはわかりませんがすでにネイマールには、プーマの広告塔という自覚はないのでは、と感じてしまいます。

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FC東京も2025シーズンは新監督就任へ

2024-11-19 19:22:31 | 日記

 FC東京が2024シーズンを持って、クラモフスキー監督が退任することを公表しました。

 

 僕が印象深いFC東京の指揮官は、原博美と長谷川健太というふたりの日本人と、スペインから来日しまずアルビレックス新潟に着任したアルベル、このお三方になります。

 

 逆に今季で同じように川崎フロンターレを去る、鬼木達監督のように5年陣頭指揮をとるような、長期政権の指揮官はどのクラブでもまれなのだ、という事実もうかがえますね。

 

 クラモフスキー監督の後任人事は発表されておらず、首脳陣はこれから新監督を考える予定なのでしょう。

 

 近年のFAプレミアシップでは

 

 トテナム・スパーズ アントニオ・コンテ、ジョゼ・モウリーニョ、アンジェ・ポステコグルー

 チェルシー エンゾ・マレスカ、フランク・ランパード、トーマス・トッヘル

 

 というように、優勝とは程遠いクラブほど、軌道修正のために指揮官を頻繁に後退する印象が強いですね。

 

 今季のリバプールはあくまで例外的要素ではないでしょうか。

 

 逆にアーセナルが2023-24シーズン、旬、言い換えれば今季優勝できなければ、いつ優勝できるんだ!というシーズンを2位で終え、政権が継続することもあります。

 

 逆にマンチェスター・ユナイテッドのように、リーグ優勝はまず無謀な目標というクラブも存在します。

 

 それだけ指揮官を選出することは困難であり、他の競技と比べても自国、外国籍の枠にとらわれないという点も難しさを助けているように思えますね。

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