ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

『倉凛』お酒の名前を冠した居酒屋。もっと言うと酒蔵の直営。

2016年10月11日 21時00分22秒 | 広島・お酒呑み系

ここか。

携帯に取った地図で、なんとか道を探し当てる。

マツヤビルがこっちで、堀川が向こうだから、あれ?

この裏道みたいなところ?

 

するとその時一匹の猫と巡り合う。

こっちだムシマル。

 

視線の言葉で、なんとかムシマルは目指す道を知る。

 

 

 

倉凛。

思い起こせばひと月ほど前に『ほろよい散歩』という西条のイベントで酒蔵見学した時、

広島市内にお店がありますと『山陽鶴』のお店の人に説明してもらったのだ。

 

来たいなーと思っていたけれど、

・場所がよくわからない

・迷う

・流川らへんなんで初心者はおっかなびっくり

 

と、おおむね一つの同じ理由で、行けなかった。

 

平日で18時台、まだ外も明るい7月。

ムシマルは振休で時間的余裕ありという好条件の日、

なんとかかんとか探し出すことができて、無事入店。

 

お店は雰囲気がある。

カウンター、ではなく奥の4人掛けに通してもらう。ひとり客だけど。

 

 

女将さんが接客してくださり、

「最初は『初膳セット』を頼んでもらうことになっているのですがかまいませんか?」

 

晩酌セットみたいな、お通しみたいなものなのか?

郷に入っては郷に従うでおなじみのムシマル、諾とす。

 

「あとお酒はどうされますか?」

 

 初膳セットにはちょっとだけお猪口いっぱいくらいだけのお酒しか付かないから、別に頼まれるとよいそうな。

 

メニューは当たり前だけれど、山陽鶴の銘柄が並ぶ。

右下のほうに日本酒カクテルみたいなものもあったような。

 

(ここは呑み比べセットかなー)

五酒だと『大吟醸』『純米吟醸』『本醸造』『麗酒』『おり酒』の5つで910円、

三酒だとさらに厳選上位酒?なのか蔵出しとか特撰とかほんととかの選抜メンバー3品で1,410円ということらしい。

 

では、五酒セットで!

 

初膳セットがサーブされる。

なんだか上品だ。

 

左のものはゴマ豆腐だそうな。

「プリンじゃありませんよ」と女将さん。

 

玉子焼きみたいなやつと、お芋を甘く煮たみたいなやつと、あとなんだっけ?

一番右のはチーズ風味がした。

 

日本酒に合うおつまみ系統としての安定感。

日本酒のあての横綱相撲電車道。

 

初膳セットに添えられたお酒は白かった。

 

呑み比べセット。

 左から大吟醸~一番右がおり酒ですよと説明してくださる。

 

ちびり。

あ、右から二つめの『麗酒(冷酒にあらず)』から飲み始めたんですが、

これはすっきり。

 

(麗酒か、麗っていい名前だな)

こんなことは思うべきでないと思いながら思ってしまう。

 

辛い、っていうにはスッキリ度がとても高い感じ。

ほかの、大吟醸とかと比較すれば辛口なのかもしれないけれど爽やかさが先立つような。

 

ゴマ豆腐をぱくり。

あ、このゴマ豆腐はいいですな。

水戸黄門みたいにゆっくりと歩いてくるゴマの後味。

 

 

卓上が、なんか何とも言えない色遣いとグラス数に。

チェイサーの水までいただいてしまって。

女将「これはお酒の仕込みに使っている水ですよ」って。

ほう、そう言われるとおいしく感じる。

実際おいしい水だ。

 

(大吟醸が一番薫りよしです。

 でも大吟醸とか本醸造とか、美味しんぼで読んだり酒蔵探訪でもなんか説明書きを読んだはずなのに記憶を失っている。

 

 精米の具合が関係したような気がする。

左から二つ目の、「純米吟醸」を飲んでみる。

純米ってことは米だけで添加物ないのでしたっけ。

 

あ、香りは大吟醸に譲るけれども、おとなしい気立てのいい感じ。

 

おかみさんが話しかけてくださる。

「でも若いのに日本酒に興味あって偉いねー」と。

(ムシマルはそんなにいうほど若くはないのです。ことし35さいです。)

磯野カツオみたいな坊主ヘアーだから若く見られるのかもしれない。

 

 

 

食べ物を頼んでいたのです。

 

明太子と長芋の炒め物、みたいな名前の料理600円くらい。

見た目はほぼほぼ明太子パスタですな。

 

ザクッと取って、ざっくり食べてみる。 

 

おいしい。

 

明太子パスタにはない、ちょうどいい抵抗感。

 

もぐもぐって、噛む。明太子がはじける。

味付けはそんなに濃くないので、どんどん貪れるというか、気が付けばおかわりが続いているみたいな。

 

(日本酒に合うのか疑問だったが、これ、このじわっとした味付けと癖になる食感けっこう万能。

 ジョーカーみたいな。

 ビールにもワインにも合いそう、焼酎系はわからないけれど)

 

そんな風に。

 

そんな風にムシマルはざくざくといただいていると。

 

次に注文していた料理の準備が整う。

ムシマルは『石焼きセット』のタコを頼んだのだ。

(でも、こんなことになるなんて!)

石度がすごい。

 

石焼きビビンバとか石焼き芋といった料理みたいに、

加熱済みのものが来るのかなーと思っていたというか、あんまり特別に想像していなかったかもしれない。

 

だから、漬物石みたいなものが来た時、ちょっと目を疑ったのだ。

 

石焼きの具材は、この日は豚と牛タンとタコ、その3つの選択肢からタコを選んだ。

正解だったかもしれない。

(うわーすごくタコからエッキスが出ている。)

 

がじ。

おお、おいしい。

もうすでに塩が振られていて(タレやらポン酢やらから選べる中からムシマルが選んだのは塩)、

タコに塩がきゅってしてぐっといい感じ。表現が下手か。

 日本酒を干してしまう。

 

 あ、じゃあこのお店の名前の付いたお酒、逆か?このお酒の名前がお店についたのか?

 

倉凛のぐい呑みを。

きれいなグラスです。

緑色のグラスが好きなのかもしれないムシマルは。

 

ふう、食べ終わる。

4,700円くらい。

 

ムシマルがほろよい散歩きっかけで来ましたという話をしたら、

気をよくされた?女将さんが名刺をくださる。

名刺には有効期限付きでお酒一杯無料みたいな文言が。

わーい。

 

 

 

高知県にも酒蔵とゆかり深い居酒屋さんなかったっけ?

土佐山田になかったっけ?

 

 

 


 

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