『きさく』に入店。
汁なし担々麺発祥の地だと聞いていたために、もっとデッカイお店かと思ったらこじんまりしている。
『きさく』
住所:広島県広島市中区舟入川口町5-13
電話:082-231-0317
営業時間
[月~土]
11:00~14:00
18:00~20:00
[日]
11:00~15:00
入る。
店内はどこか洞窟感。
L字カウンターに20名ほど?
見る限り店内はいっぱい。
よくわからん、待つのかな。
戸惑っている。
「券売機でご購入ください」と店員さん。
あ、券売機システムだ。
お店によって券売機がわかりづらいときがあるというか、入ってすぐ脇にあるんだけれど入店時は正面に見える厨房やカウンターに意識を持ってかれていたので気がつくのが遅れる。
動線の中心にあるといいんだけれどそれだと邪魔か→自販機。
じゃあ汁なし担々麺を・・・・・・・・・・ピン坦麺?
夏に良い(行ったのは夏でした)気がする。
購入してみる、あとライス。
ピンタンメンはダブルで710円。
ごはんは50円。
ごはん安いぜ。
お皿取る式定食屋さんだったらライス150円とか200円だぜ。
券売機脇のベンチで待つ。
待っているとあとから来たお客さん(常連さん)が「こっちに詰めてもらっていいかな、待つ人はこっちから順番に先頭だから」
はあ、と移って座る。
どこにもそんなこと書いていない教えてもらえていない知らないルールが多い。
一見さん不利益設定というか常連さん幅を利かすスタイルというか?
サインが何名もある。アンジャッシュの「児島だよ!」って言わない方のグルメな方の芸人さんだ。
待っていると回転率は良いようで、5分くらいで席が空く。
空いたらすぐ座っていいものなのか、それとも店員さんの指示を待つものなのか迷っていると、「どうぞ―!」って店員さんの声。
券を渡す。というか置く。
「辛さはどうされますかー!?」聞かれる。
いや聞かれても。
メニューに〇辛とか一個も書いてないし、答え方が全然わからないんですけど。
「普通のメニューでけっこう辛いんですがいかがいたしますか?」
もうそれで。普通以外の言い方がわからない(五辛とか、辛めとか?)
あ、いわゆる「メニューに油がついているような店」系。
潔癖症気味の方だと厳しさがあるやも?調味料とかも年季が入ってる感じ。
ムシマルの方が早く席に着いたのに後ろのお客さんよりも遅く着丼した。
ピン坦麺は遅いのかな。
来た。
いわゆるうどんの「ひやあつ」に近いのか?
あ、おいしい。思ったより食べやすいというか想定よりは辛くない?
麺はほっそい。
よく絡む。
辛くないと書いたけれど、食べ進めていくとたしかに普通でちょっと辛い。濃いめ、って感じ。
「ライスはセルフです」との声。
あっちかー、うわこれを自由によそっていいわけなんですな?
大盛りっちゃいますよと盛る。
急に暗くなる。
あれ?
どうやらブレーカーが落ちたらしい。
そんなこともあるんだね、レアな場面に立ち会ったかもしれない。
真っ暗(窓からの採光での薄明かり)のなか、いただく。
復旧。
事なきを得る。
味変でちょっと辛くしてみた。
うん、辛い。
うん、細さがあって、えらい麺が汁に絡む。
そしてぬくひやの感じが、ちょうど沁み込みやすさを演出しているかもしれない。
汗が出てくる。
カプサイシンがムシマルに最新の汗を出させる。
辛いものを食べて汗をかくの、デトックス感があって、良い。
たぶんデトックスしてない。
そして投入するご飯。
ジャンクジャンキージャンけすと。
ジャンクなおいしさが降り積もっていく肩口に袖に。
まぜればまぜるほどおいしかったです。
システムというかお店ルールがわかりづらくて悩ましい。
勝手を知った2回目以降は快適に食べられるんだろうか?
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