フルーツサンドシリーズ久し振り。
ムシマルはフルーツサンドを食べる人のことを"フルーツサンダー”と言っているんですが、もう少し言い続ける予定です。かっこいい・・・サンダーって言えるのかっこいい。
2021年9月、訪問。
フルーツサンドが気になります。行ってみた。
駐車場それなりにあります。
たしかイチジクフルーツサンドやらも販売している日があったよう(ネット情報)。
それはかなりレアフルーツサンドな気がします。
無花果が実る季節、その実を手にするのは、あなた。あなた?
この日は売り切れかなにかで、イチジク等は買えなかったのが残念。
脳内が、もっと早く買いに出かけたらよかったと脳内シュプレヒコール。
店内のフルーツサンド貯蔵庫、赤いボックスに入っているのかわいかったぜ。アメリカンな雰囲気?
行ったときはご飯食べて、帰りにフルーツサンドいただくというぜいたく満喫ルーカフェタイムを経ました。
帰宅からのオープン。
おお、でかい。
コスパで選んでしまいそう。
こちらはキウイメロンバナナフルーツサンド。かわうぃ。350円。
君たちキウイ・メロン・バナナ・クリームとパンだね。令和の今、中原めい子さんのパロディを果たすとは思わなかった。
もぎたてフルーツ感がある。
(メロンが入っている・・・・・!高級フルーツサンドだ・・・・と思ったらお値段350円くらいの安価さ。ボリュームコスパ換算すればすご)
ひとくち。
クリームは塩気すら錯覚する甘さ控えめ、これは、「甘さはフルーツに託した」的な意志を感じます。
ぞく。これからのことに跳ねる震える溢れる。
夜須町と言えばメロン。ルーカフェと言えば夜須町。メロンといえばルーカフェ。3段論法が完成した。
第一南国果実バナナ。
バナナはフルーツサンド界では鉄板の安定性がある。
まずは定番から来て、こちらの高まった期待に実直に応えてくれる
ベターに甘い。ペターッて舌に旨みを貼り付けられる。
第二被サンド果物キウイ。
キウイは酸味がバランスよい。
クリームの渦中にあって、酸味で存在感を見せつける。異彩を放つ。
よい・・・・タイミングが良い、酸味が欲しいと思ったときにはすでにリングロープをくぐって対戦相手にチョップしてくれている。
途中に配置していただけて、ありがとう、ただありがとう。
「今はただキウイに感謝を」
そして第三女王果実具材メロン。
自分が高額納税者になった気分。
はー、さとふるさとふる。一回もふるさと納税したことないけれど。
あ、でも納税はしたことあります、今もしてるんじゃないかな?あ~いま意識せずに納税してたわー、完全に無意識だったわー。
すごく地獄のミサワっぽくなってしまいました。お詫びいたします。
むしゃ、むしゃっちゃーん!
みずけ、あまさ、きよらな蜜みたいな、きよらな蜜だけを吸い取ったスポンジみたいな。
この感動だけで活動写真ができそう。
シュキッ!
あふれる果汁。
一昔前の陽キャ味!
オタクに優しい陽キャみたいな風味の良さ。
メロンが、パンとクリームをぶった切るくらいのアイネクライネナハトムジーク。
溢れ出したのははたして果汁か脳汁か。
果実がパンにクリームに塗り込められてない。一体化というよりは個性を詰め込んでそれぞれの稜線で味がいっしゅん交点し、好転した結果論でのチームプレー。
額縁からはみ出る太く強く重ねられた筆致みたい。ある種のワイルド。
二個買ってたけれど、オヤツとしては1個で満足しそう。
コーヒー飲みながら食べ終えて少し動かない、動きたくなくなっている。
「おお、おなかいっぱい、おなかいっぱい」
----暗転-------
翌朝。
朝ご飯。メロンフルーツサンド。
おんなじ種類と思いきや、こっちはフルーツはメロンオンリーで三五〇円。リターンズ。
メロンは橙色のとエメラルド色のと二色の彩度。
メロンがいっぱい食べられるという贅沢。願望器。
ずしっ。
(つまりはこの重さなんだな)檸檬みたいに思ってしまう。
このリアルながちでリアルな手応えがたまらない。
むしゃむしゃむしゃーーーー。
完食。
メロンという概念こそは存在論的証明における超秘教Ω。
果肉のリアルを識る経験のみに依拠する。
フルーツサンドには、ケーキにはない爽やかな後味とおおらかな充足感があって、冬の公園みたいで好きなのです。
ケーキほど官能を刺激しないけれど、ケーキよりも淀みなく足りてしまう。
リビドーよりもアガペーなフルーツサンド。・・・・・アガペーをわかって書いているわけではない。
メロン入りでお値段安く感じるのは、地元のツテでなんかいい感じで手に入るんでしょうかね?
メロンフルーツサンドはランキング一位かも。
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