ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

ずっと『マヨタク』でいいのに・・・高知市どら焼き専門店『かね寅』でのテイクアウト

2021年04月15日 10時10分28秒 | 高知のテイクアウト(甘いもの)

 

どら焼き専門店が成立するなんて、近くにドラえもんが野比一家がいないとムリなのではないか。

なるほどそうかつまり、高知にどら焼き専門店があるってつまり。

結論、高知にはドラえもんがいる。

※憶測に基づく発言です。実際は、みんなの心の中にドラえもんがいます。

 


 

 
店名 菓子舗 かね寅
住所

高知県 高知市相生町3-29

(お店は江ノ口川の土手沿いにございます。)

営業時間 09:30 ~ 18:00
定休日

定休日なし

元旦から1/3まで店休日とさせていただきます。

電話番号 088-882-5031

携帯サイト

かね寅 高知市相生町の和菓子店 (goope.jp)


 

初来訪です。

お噂はかねがね。

 

入店。

割とすっきりしている。

カウンターのショーケースにどら焼きがある。

 

・・・!

どら焼き以外もある、最中(もなか)も販売しているのか!

最中は皮も自作しているのだろうか?

最中だけは皮を外注している和菓子処さんもあるらしい。

よくわからない、夏はかき氷もある様子。

どら焼き専門店は思い込みだったかもしれない。

どら焼きの多い料理店だったに違いないや。

 

購入したのは、でもというかやっぱりと言おうか「どら焼き」

『マヨタク』と『バタドラ』。

 

 

 

 

マヨタクとは?そう疑問をお持ちの紳士淑女の皆さんもいらっしゃるだろう。

おいら知ってるぜ、という方々もおられただろう!

おいら知らないぜ、って方とおいら知ってるぜ、っていう方だけにお伝えしたい。

 

 

オープン当初、テレビで宣伝された際に看板というか変わり種メニューであった『マヨタク』を紹介されていたので、知ってらっしゃる方もいるかもしれない。

『かね寅』さんといえばこれ、っというイメージをムシマルは勝手に持っていた。

マヨタクは、「マヨネーズとタクアン」・・・・和だけでもないし甘くもないし!

まあでも、おかず味のものが入った鯛焼きに(ポテマヨだった気がします)出会った気がするので、きっとアリなんだろうなーとは思いながら買った。

 

季節商品も出てらっしゃって、今は『キャラメル』らしい。キャラメルもいいなー間違いないな。

 

『バタドラ』は『バター入りどら焼き』の意味っぽく、語感がチビドラっぽかったから買った。

 

おひとつ180円くらいでした。

サイズ感はそこまで大きくないから、2個3個一人で食べれる感ある。

 

商品種別が明確に記載されていてわかりやすい。

(大きくマヨタクとバタドラって書かれているの、キムタクとミニドラのばったもんみたいで、それもまた良い!)

書体も和菓子っぽくないの逆に味がありますね。

 

品目表示に、マヨネーズ、たくあんと並び記されているのって、なんか凄いです。

 

おやつを広げる。この瞬間、感覚器官がセンシティブになる。

実際に持った本人の感想です。

サイズは手持ちしやすい中サイズ

この掌で持ちやすいサイズ、長年のテストプレイによる最良のサイズを選定されたようでした。

選ばれたのは、どら焼きでした。

 

手触りふくよか。一回だけならキャッチャーミットになりそう。

ただ、ムシマルはそんなことはさせない。これでボールを受けるなんてとんでもない!もったいないやろ!

 

ではバタドラから。

あぁ良かった。バタドラはほんとにドラ部分にバターだけを挟まれているかと危惧していたら、あんこ+バターでした。

 

ではモグ。

ンンンンンンンンン!

 

 

どこかトーストの柔らかさを持っています。

 

バターのバターらしい風味は、感じられない。というか。総合的な味のパーツとなっていてバター感だけ突出していない。

感じるのは乳製品のまろやかさ。

あんことドラ生地のバランサーをバターが見事に果たしている。

甘さの補助推進剤としての舌へのこってりさへ奉仕する役割。

 

 

あんこは主張薄め。

インパクトとしては生地(どら焼きの生地はカステラ生地らしいです)が5割、あんこ4割、バター1割の強さ。

バターの効果その2なのか、適度な甘じょっぱさが、B級に近いというか渇きを癒やさせるような誘惑力。

 

これは……中毒性ありますね。

永遠に食べる罠に陥っちゃいそう。

 

唐突に飽きそうな予感をさせつつ、なんか全然止まらない感じ。

 

いいですね、バターがあって正解。

正解というかコーヒー受けとしては上昇的バフ。

 

では・・・・・・・

『マヨタク』。

がぶ。

ふか・・・ボリパリポリ。

小気味よくタクアンが齧られる音がただただ咥内で響く。

体内からノイズレスで遮るものなしのため、あらん限りの絶叫に近くかき鳴らされる。

 

たくあんだ・・・・・・これは!

当たり前のことに驚く。いや当たり前なのか?いやだってタクアン入っているって書いてるんだから。

 

うわ、凄!

むっちゃ漬物らしい発酵の香り。食感もタクのアン!

 

クセになる味。何がこんなにクセにさせるのか?

 

このカステラ生地が甘みの責任を一身背負ってくれているのか(だってあんこ入ってない!)。

カステラどら生地単体だと上品に甘い。

 

 

パッカーンと開けるとまるで『ビーナスの誕生』byボッティチェリみたいに美しいものが・・・。

色が一緒で分かりづらいですが、黄色げな生地に黄色いタクアンが見える人には察せられると思う。

色を合わせてきた!ファッション力も高い気がする!

 

疑問1.タクアンは特殊な甘いものでは?

それを解くために試しにタクアンだけひとくち。

・・・普通タクアンだ!和菓子用にカスタマイズされた特殊漬け物ではない。

 

そういえば・・・・タクアンを入れたパンもあった!

滋賀県長浜市では「サラダパン」と呼ばれる、マヨネーズで和えたたくあんの細切りを挟んだ惣菜パンが製造販売されている。

 何かのヒントになるといいんだが・・・ということでネット検索したが・・ムシマルは食べたことないの。

サラダパンは甘いの?甘くないの?味の想像がつかない、類似するのしないの?

・・・・やばいやばい、謎をさかのぼっていくと最終的には神に行ってしまうって有名人も言っていた。

神らないようにしないと。

 

タクアンはダイヤみたいに、あるいはダイヤの原石のように細かくちりばめられている。

ダイヤを削れるのはダイヤだけ・・・・すべてが輝いて見える!

 

どら生地がふっくらと甘い。

それは前述したが、あわせて食べるとすごく、ここしかないくらい丁度いい塩気と甘さが出てくる。

こ、これは・・・・『3月のライオン』の「甘いもの+しょっぱいものループ」の法則!!

 

マヨネーズもバターとはまた違うクセをいただく。

マヨが中に入っているおかげで、たぶん漬物単体だとある発酵のクセがマイルドになって、

さらにどら焼き生地とマヨネーズも乳的な親和性高く、すべてを群体連環させている。

 

火計さえなければ連環の計は最高だったんや!

 

マヨが中にあるのは連環的に策がばっちりはまっている。

ずっとマヨ中でいいのに。

これが言いたかったのは秘密。

 

どら生地は貝柱のように分厚い。

 

バターは前面に塗られていて。

無駄に写真を撮っていた。

矯めつ眇めつしながら食べつすぼめつしていた。

完食。

 

 

総評

・甘さとしょっぱみのバランスが良い。

・意外な相性のよさがクセになる。

 

 

すごく、食べやすい。

食欲増進作用のあるどら焼き。

 

ほかのやつも食べたくなりました。

ずっとマヨタクでもいいのに。

 

 

 
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