バスに、乗る。
9:40発のバスだっけ、それに乗れば9:55発の大三島行き船には余裕だったはずだった。
はずだった。
・・・・・・・・・・・・・乗り過ごしました。
以下経緯。
待ち時間はずっとうさぎを見てた。
あ、船来た、そろそろだ。
そういや乗船券、往復で盛港で買ったやつゴゾゴソ・・・・・・・・・・・
!!ない!
あれ、ポッケに入れてたはず…なくした?
やばい、えーとどうしよ、あ、そうだ再購入。
船はもう下船したり乗船したりがはじまっている。
310円。
がちゃがちゃ、ああ小銭入れ。
購入・・・・・・・もう出てたー!
はっはっは、乗りそこねた!
次は・・・・・・・11時ちょい。
待ち時間は1時間以上ある。
どうしよう・・・・・・・・うさぎを愛でるしかないか。
ここ、船発着場ではうさぎを愛でるスポットとして2番目か3番目くらいに良いところ。
人が多いところ、すなわちかわいがってくれたり食べ物くれる好スポットとしてうさぎも集まってくるのだ。たぶん。
休暇村ではうさぎゴハンを売ってないから、島外から持ってくるしかない。
で、島外食糧を一番量持っているのは、当然島内に入った瞬間である。
島に入ってうさぎゴハン持ちたてのルーキーに颯爽と現れて野菜やララビットフードをねだり取るのだ。
いわば、ルーキー狩り!ハンターハンターと同じだ。ここはグリードアイランドなのだ。たぶん。
可愛くアピールしてみたり逆に素っ気なさを見せたりと、人間は多彩に翻弄されている。
ああかわいい!
あ、これなんかあれですね、寒いから固まってぬくぬくするコンビネーション可愛さ技「うさぎダンゴ」ですね。勝手に命名してますが。
もう、ニンジンはない。
でもなんかふんふんされる、クッキーなのだが人間用の。
ああほらもう、あげられるものはないのに。ないのに。
すげえイノセントな瞳で見てくる。
瞳術使いかもしれない。
だらしないムシマルですまない。
ああもう、もっとニンジンやキャベツを持参してくればよかった。
船着き場周辺はうさぎが大量にいるだけあって、うさぎ穴も数多い。
どこまで繋がってるんだろう。
しかしでも船着き場だけにいるのは勿体ない気もする。
ちょっと移動しよう。帰り時間を気にしながら。
さて、ここから先はしばらくうさぎ写真です。
寝てるうさぎ。
白うさぎもいる。
白うさぎだけでなく黒うさぎもいる。
優性の法則とかあるんだろうかねえメンデルさん。
歩きうさぎ。
溝ハマリうさぎ。
溝の隙間スポットが落ち着くんであろうか。
溝の脇うさぎ。
バトルうさぎ?じゃれてるのかもしれないけれど。
バックアタックっぽい攻撃をしたりジャンピングで上から跳ねたり。
面白い、って言うとよくないんだろうけれど。愁嘆場かもしれないから。
船着き場から右回りでもなく左回りでもなくまっすぐ中心部目指して進むと、駐車場なのか広い草っぱらがある。
近づくうさぎ。
ダッシュ。
来たら、見上げる。
~~ゾクゾク。
見上げられるの、クセになりそう。
広場は、行き止まりで人間がそんなに来ないせいかうさぎは疎らで且つ奔放。
と、この辺りでカメラが、電池が切れる。
撮りすぎたんだ!連写モード含めて700枚以上撮っちゃったから!
うええまあいいや。携帯アロウズ写真に切り替えよう。
このあと広場に寝っ転がってうさぎを待ち構えたり
少し山方向に歩いて写真を撮ったり、
そうそう、こんなこともありましたっけ。
山を歩いていると、まだ青年と言って差し支えない年代の方がキャリーバッグ的なものをごろごろ引きながら歩いておりました。
そのキャリーをよく見ると、下部分が水ボトル(シャワーヘッドみたいなの付き)、上部分が段ボール箱的な容れ物でなかには野菜ぎっしり。
シャワーでときどきある水入れ(洗面器みたいなやつ)の水を入れ替えたり、野菜をうさぎに与えたりしている。
ムシマルが「すごいですね―その装備。役所とか観光協会的なお仕事ですか?」と声がけすると、
「いいえ、ただの観光客です」
ええ!!
ほかにもビニール袋にキャベツ何個も持ってらっしゃっておしみなく上げてらっしゃるオジサンを私は見た。
うさぎの魅力、すごいなあ。
島を渡ってキャベツ貢ぐ男がここにもあすこにも。
そういうのを見て、自分ではまだまだだと思いながら11時ちょいくらいの船に、今度はちゃんと乗る。
310円でひゃっほー。
さよなら大久野島。
今度は夏かも。
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