20時。
海ホタルの観測会があると、ロビーには書いてある。
20:02にロビーに行くと、あれ?
もう出発済み?
フロントのおねいさんに聞くと、あっちの会場でやってますよ、って。
おっとり刀で駆けつける。
ここか、普段は会議とかしてそうな部屋。『〇〇の間』。
従業員さん(埼玉出身といっておられた)が、海ほたるの案内をされる。
海ホタルは輝くよ、っていう説明を聞く。
1mmくらいの大きさと言っておられたような。
プランクトン、なんだっけ?その辺は遅れて入ったせいか聞き逃す。
「ではいまからみなさんに見せて回ります」
こういうのだ。
うへええ、パッと見はカビみたいな、植物の胞子みたいな。
これが光るの?
好きな食べ物は白身の魚だって。
瀬戸内だと鯛を食べるとか。
グ、グルメ。
ぜ、ぜいたく。
ひかるのは求愛したりピンチになったときだったり。
こいつらは、蛍みたいに光るのか。
では、実際に光るところをお見せしますという声。
暗くなる。
「海ホタルに、今から電気を流します。ビックリして光り出します」
光った!
カクテルが、おしゃれブルーライティング。
青く光るとはな。てっきりおムシは蛍みたいに蛍光色(そのまんまだが)と思っていたよ。
「 光るのは海ホタルにとってエネルギーを使う行為なのであんまりできません」って。
面白かった、戻る。
50年後。
うそ、50分後。
雑談ですが、FF7のエンディング、てっきり後日譚とかエアリスのこととか語られると思っていたら〇百年後にあの生き物がかけてって終り、って愕然としました。
布団敷いてもらっている。
ありがてえありがてえ。
ここからは寝るだけか、テレビ見るか本読むか、そういう感想戦みたいなくつろぎタイムであるはずだった。
しかし、だからこそ。
ムシマルは外に出る。
泊りでしか会えない(船便は夕方くらいで終わってしまうから)夜のウサギに会おうと思って。
ああ、カメラがボケる。ちょっとやっぱり、光量が難しいな。
いるわいるわ。
お外にいる。
ニンジンをまだ残していたので、夜にあげてみる。
うさぎは確か夜行性?
って思っていたけれどネットで調べると
http://nezau.uunyan.com/hoka/c.html
『薄明薄暮性』だって。なんか・・・かっこいい。
夕方と朝が一番元気。
お昼と夜はそれほど。
そういう、うさぎの習性だった。
食欲はでも、夜でもそこそこあるみたいですんすんしている。
がじがじと。
散歩。
寝てるのか、微動だにしない。
しかし、近づくとピクピクッてして脱兎する。
こういうのなんだ。
フラッシュしてみると目が光ることに気付く。
野生の力を残した眦である。
紅い、レッドアイである。
広島の方はレッドキャップス(赤い帽子を被る=カープ帽子)の方が多いのでレッドアイ兎と親和性高いのではないか(そんなこともないのか)。
うさぎ、点在。
こういう、みんなが同じ方向を向いてなさというのはうさぎ界も一枚岩ではないのだな、ってうれしくなっちゃいます。
もう次々光る、フラッシュを焚くと。
奥の、自転車の反射光に負けないくらいうさぎアイがきらめく。
思わずドキッとする、なにって、その瞳にだ。
(人間の眼はたぶんこんなに反射しない、人間と何が違うのだろう)
どこが、なにを。
また、階段にうさぎがいるというのもどことなく異界感があって楽しい。
うさぎは、ルイスキャロルのアリスもそうだし穴掘りの習性もあるしで、いざない役なのだなーという思いをもった。
くるくるきみはこないんだろう。
特にかわいい気に入ったうさぎがあらわれる。
茶系統、はしっこは白毛並、なつっこい。
手の匂いを嗅いでくる。
前足を上げて、こっちにアピールする。
ういやつだ、海ホテルをカクテルにしたって君にはかなわないよ。
瞬間的にウサマルと名付ける。
名付けたはいいけれど、ムシマルはほかのウサギとウサマルの区別があんまり付かない。
大久野島再訪時にはたぶんお互いがお互いのことを認識できない。
それでもいいじゃん、刹那的に楽しければとパリピのような判断をして(パリピに対する偏見)、
記念写真を撮る。
ウサマル&ムシマルのコンビをよろしく。
まだ登りはじめたばかりだからな、このコンビ坂をよ。
やっと夜うさぎ撮ることに慣れ始める、光量もりもり。
建物近いからガラスの反射が輝いているのかもしれません。
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次回、二日目編。
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