こういうお店が少なくなりました。
貴重枠。
こういう、ってのは「古きよきパン屋さん」という意味でして、それが好き。
『乃がみ』さんとかの高級食パンは食べたことのないムシマルではありました。
高級食パン・・・・憧れはあるけれどなんか、ムシマルにはまだ早いというか。
食パンにこだわるからにはバターにこだわらんといかんのか?逆に何もなしが良いのかしらん?
古き良き店の話に戻ろう。
ムシマルの古き良きへの憧れは、たぶん根本に子供の頃食べたタヌキケーキに憧憬があるのでした。
土佐市高岡町のコリーヌさん。あそこで食べたタヌキケーキが忘れられないの。コリーヌには今行っても全然ないの。
あと最近、ムシマル好きなパン屋さん『福ちゃんパン』が閉業(2021年春くらい?)されたこともあって懐かしさのあるパン屋さんを大事にしたい。
ムシマルが町長になった暁には、パン屋さんに足しげく通うという公約を貼りだすぞ。
そういう理屈と公約はどこにでもつくので・・・・・・閑話、休題!!
閑話休題してパン屋さん入店。
駐車スペースは一台です。
入店。
毎回『スペシャル』は手にしてしまう。
説明しよう。
『スペシャル』とは商品名であり、スペシャルに旨いやつなのだ。
説明下手か。
120円の、菓子パンジャンル。
それはマストで取る。
新商品と書いてあるコーナー、バーガー・サンドコーナーも見やる。
商品は全体に安い。
100円~150円クラス、バーガー系も200円台が多かったような。
ケーキのショーケースも見やる。
安い。
シュークリームが70円とか80円とかだった気がする。
『アーモンド』と書かれたケーキ購入。
帰宅。
ケーキ一つとパン三つで640円。
『スペシャル』
スペシャルがなんなのか、説明できる舌を持たない。
現物を見せると、こういうやつだ。
棒状というか、幅狭めの長方形筆入れみたいな。
外生地と中身に分かれており、外身が中を包んでいるかたち。
外生地は香ばしく濃茶色に焼かれている部分と白っぽい部分がまだら。
外側が毎回美しい。
(キリンさんの胴体を毎回連想してしまう。
キリンといえば、あの動物は首で足払いをして喧嘩したような・・・恐ろしい)
もぐもぐ。
瞬間ムシマルの中にあふれ出した存在しない記憶・・・・・!!
ムシマルはここ1年のにわか常連だけど・・・・
幼少期から通っていた・・・気がする・・だと・・・・・?
・・・・どうやらムシマルは”常連”のようだな(ブログで初めて紹介するのに)。
中が美味しい。
カステラ生地なのかな?
しっとりと潤っていて、適切な甘さ。
この中のカステラぽい生地が丁度いい甘さで、小腹を満たすに丁度良すぎる甘さ。
歯ですり潰すと、えも言われぬ甘みが出てくる。
なんだかパイをいただいたときのような豊かな風味が流出している。
ムシマルが『スペシャル』を知ってから数回足を運んでいるけれど、その全てでスペシャルを購入している。
魂に焼き印を付けるように刻み込まれた美味さ。
オヤツ好きムシマルの最適解となりつつあった。
お店の人にひょっとしてスペシャルの漢として認知されているかもしれない。
大好き。
新商品と書いてあったものは、ブルーベリージャムクリームのパン。
素直なジャムサンドだ。
ハムエッグパン。
パンがゆっくりと甘い。
ケーキ部門からアーモンドケーキ。
たしか300円しないお値段だったでした。
クリームがバタークリームの懐かしい風味。
アーモンドが嗜好の的にサクサク刺さる。
甘い、ちょっとドライな感じでコーヒーが進む。
満足。
みなさんに、『スペシャル』の味を知ってほしい気もするし、独占したい気分もある。
アンビバレントな存在だ、ムシマルにとって天使のように甘美で悪魔のように誘惑存在である。
次はここのモンブランとあんパンを食べるのだ!
その時もスペシャルをきっと買う。
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