舟入方面にオシャレな店があると、
オシャレに日本酒を飲ませる店があると、
行く。
「すいません、本日はカレー教室の日です」水曜日!
木・金が夜営業日か。
そして再度来たのが今日今更になってだった。
日本酒はグラスでいただけるんですね。
お、お安い。
ボトルが半端しか残らないのでちょい多めに入れてくださったらしい。
一杯めは愛媛のお酒。
鮮やかな瓶ラベル。
カウンターとテーブルがちょっとの10人くらいが満杯のこじんまりハウス。
ええと、メニューは日本酒+洋風お料理。
路地裏のタパスだ・・・・・。
そして、ちょっと変化球っぽい!
変化球といいうかカスタマイズというか。
「コンニャクのゴルゴンゾーラソース」「ナスのバルサミコ煮」などが、それだ。
これは楽しいな、想像だけで楽しい。
本日のスペシャリテなどもある。
スペシャリテというと「おあがりよ!」って言っちゃいそうなそんな感じ。
日本酒の幅が広い。
あ、四国のお酒もある。東北のもある。
無風(むかで)っていうお酒が気になっている。いや、でも『こなき純米』にしよう。
こなき爺っぽい。
唐揚げもどき気になる。
迷いつつの、一投目。
こなき来襲。
すわーってスワーリングするときみたいに広がっていく。
(量もなかなか、ワイングラスでたっぷり)
ローストビーフ風牛肉のカルパッチョが届く。記念すべき一品目。
ああ艶のいいお肉。
もにゃむ。
酸味が肉の甘みを痛烈に批判している。
そしてお肉はその批評に負けないようにぐいぐい個性を出している。
野菜も思っていたよりある。
旨みが足し算だけでなく引き算や掛け算割り算もされている。
小3レベル!
いやドレッシングがほんとうにひとひねり感がある。
アボカドとベーコンのポン酢炒めが来る。
ムシマルの写真撮影技術が悪くて、なんだかくすんで見えてしまうが、
実際はもっと食指をそそる色だ。極彩色だ。
アボカド入り。
ムシマルはひとかどの男になりたいと思っていた。
だがまあそれにはなれなくても、アボカドの男にはなれるかもしれない。
これを食べていればね。
※ムシマルがアボカドを食べるときにはこのコメントが入るようになりました。
アボカド料理の可能性を模索しているIさんにお伝えしたいと思った。
いや、まだ食べていないうちからそんなことは言えない。
実食!
おお、くたっとなっているアボカドの風味。
ベーコンと一緒にいただくとまろやかさと風味の良さがポン酢で引き絞られて最終的にポン酢がちょっと残る心地いいお味。
アボカドのやわみとベーコンの重厚固さが好相性じゃん!?って思う、考える、気づく。
うーーん、馥郁たる一杯めだったな。
2杯めほしいよ。
無風を頼む。
無風を頼んだらムカデが来た!
このラベルのギデギデ感、かっちょいい独自路線。
岐阜県のお酒は変わってますねー。
くぴ。
無風なんてとんでもない!
洞窟から流れてくるような清涼な風が来る。
チェイサーでの水をすする。長生きできるように。
そしてムシャムシャ、いっぱい食べる。
いい店に巡り合った巡り合ってしまった。
日本酒好きの終焉の地かもしれない。
アヒージョしちゃったりもしつつ美味しくいただいています。
お店のマスターから、岡山のボーロみたいな乾パンみたいななにかをいただく。
素朴な甘さ。
おいしい。
バナシガ、シガーフライというらしい。岡山らしい。
日本にはムシマルの知らない食べ物が無辺にあっておじる。
良いことだ。
全部を知れない、胃袋も知恵袋も足りないことは悲しいことだが。
食べ終えてしまった。
ただ、気になることが。
マスターさんと隣席の常連さんとお話したことにはここの大将さんは「カレー好き」!
いろんなカレーが日夜生まれているとか。
「今日のキッシュはグリーンカレーですよ」
キッシュが・・・・・・グリーンカレー?
グリーンカレー大好きのムシマル、頼むしか、ないじゃないか、頼むしかないじゃあないか!
来た。
キッシュだ!
これがグリーンカレーかぱく。
グリーンカレーがキッシュに内包されている!
辛さはふわっと辛い。
タイ王国も閉じ込められているかもしれないくらいの王朝味。
おいしいな。
いやここの店、お値段もお手頃である。
ムシマルは再訪を決意した。
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