輝ける道を、ムシマルは歩くよ。
ムシマルは今来訪者。
『窯蔵』さんにそっと入る。
鴨肉メニュー探しキャンペーン中のムシマル、
ここも鴨肉あると知って、(オシャレなので)逃げたいけれど、行きたいよね。
ハイ店内モデルルームみたい―――。
なんだ?リフォームの匠と一仕事したのかこいつ―――?
ムシマルは変なテンションで入店した。
座る。
窓際の席に、いつでも支払って逃げられるようにね、どういうこと?
オシャンティ度が採算度外視かも。
映えそうな食べ物がいっぱいありますね。
いつかチーズティーを飲みながらパフェるときが来るのだろうか?
窯蔵さんをイタ飯屋さんだと思っているけれど(そしてイタ飯屋って呼び方は古いけれど)、カフェ使いもできるのですね。
メニューを見てると・・・・
オムライスが二つある!
いわゆるチーズオムライスと、鉄板焼きオムライスというべきもの。
(どうしよう。鴨肉チェイサームシマルの名は捨てて、オムライスイータームシマルの、本来の姿に戻るか)
じっくりと、メニューを嘗め回すように、見る。
分析結果・・・・・・至高と究極ですやん。
・じゅーじゅーらいす【1,100円】
窯蔵さんオリジナル!
鉄板オムライスというアツアツの響き。
・チーズオムライスのトマトデミグラス【1,000円】
グツグツ、おすすめとのこと。
想像力の翼がはためくのは、じゅーじゅーらいす。
気になる。
うーん、チーズオムライスは絶対おいしいやつだと思うけれど、オリジナリティ気になりすぎ問題。
大人しい猟犬みたいに待っている。
獲物をオムライス専門とする魔犬だムシマルは。
が、その前に鴨肉。
実は、鴨肉とオムライスの両獲りをもくろんでいた。
そして、私の胃袋ならそれは間違いなく遂行できる。
ひとの1.6倍くらいの胃袋があるかもしれないムシマルじゃぜ。
【スモーク鴨肉のおつまみ】650円
プリッておいしい。
イカにも前菜、酒に合わせる、軽いようで重い、まるで暗殺拳である?
最近、鴨肉に再ハマり中である。
おつまみとして適性がある、才能もある、意欲も持ちあわせている。
あとは、羽ばたくだけ!
ぬー、部位はロース的部分なのか?
脂感がとっくりと口の中で蕩ける。
うま!
でもこの鴨肉パストラミ的前菜しか鴨料理はなかったのだ。
あとサラダがあったやも知れないが、それはこれ+サラダの感じ。
がっくし。
こんなに美味しいおつまみ鴨肉であれば、本気になればもっとジューシィぶれる。
ぱくぱく。
もぐもぐ・・・・・・・・酒が進む!
そして来た。
ジュージュー音がしている!ヒートアップ!
じゅーじゅーらいす【1,100円】
ミートソースがかなり左半身を侵食している!
香りがすごく、届くぞ・・・・・鼻から皮膚から。
子供もたまらんくなるハーメルンの笛吹的な甘いお肉の香り。
タマゴは第3の食感ムニャッとさを与える
あ、特色を見つけたぞ。
ミートソースが万能。これの発明だけで二階級躍進・・・即死レベル。
パスタも旨いんだろう。
パンやカナッペ乗せでお酒進めるのも、そんなあり得たかもしれない未来を思って微笑む。
甘くてでもちゃんと肉!ってスイートミート。
これは酒が進む、って夢想の中でもワイン飲んでいた。
ミートソース、ワインも入っているのか甘さだけでない、味も濃くて、たまらん。
ガーリックライス、炊き方なのか炒め方なのか、
本来は大人感溢れる食べ物が、独特ミートソースで対象を無差別にロックした!
ミートが細かくミノフスキー粒子くらい敷衍されている。
ライスは、実はケチャップライスではない。
ケチャップライスチキンライス好きムシマルとしては惜しいポイントであるが、ミートソースに合わせるのはバランスとしてこっちかもしれないと思いなおす。
総合的に言うとミートソースが攻め、タマゴはマイルドタンク(盾)役を果たしている。
ミートソース比率で味変わって面白い。
そして鉄板な熱量が甘さとは別に癒してくれる感じ。
こうばしい。
ムシマルはタマゴの魅力をひき出してくれるオムライスが好きなんですが、こっちは大人しめ。
でも違う魅力があったよ見つけたよ溢れんばかりに。
完食!
次は、逆サイドを攻めます。
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