ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

米希(しゃりき)で職場3人呑み ※ホットペッパーのクーポン使用

2016年06月28日 03時43分48秒 | 広島・お酒呑み系

高知県から広島に行かれたという意味では先輩な後輩Kさんと、

同僚Iさんと飲み会。

 

SHARIKI.ことシャリキこと、米希に。

 

時刻は18:52。

よしよし、ちょうどいいくらいの時間に着けた。

前回、前々回とお店チョイスを後輩Kさんにしていただいていたんですが、

2回お世話になったので今回はムシマルチョイスということで

ここにした。

 

ムシマルは、自身で店選ぶときはおシャンティなところにはあまり行かず

いわゆる普通の居酒屋さんとかちょっと変なメニューがあるお店とかに行きがち。

 

つまりは、ここはそんな感じ。

普通の居酒屋さん。

 

がらがら。

「すいません予約のムシマル(ほんとは本名)です」

「はい、こちらのテーブルです」

おお、お店のすぐ左手。

カウンターと座敷席しかないかと思っていたが、こんなテーブル席があったとは。

 

真横に水槽がある。水槽はちょっと曇っている。

ほほう、この水槽が結界というか隔たりというか個室風味にしているようなそうでないような。

 

待っている間に緊張している。

(後輩Kさんはグルメ。

 後輩Kさんの舌に合わなかったらどうしよう)

 

豚角煮と穴子とシャコやらは美味しかったけれど、

お刺身本体はいただいていない。

 

お店のチョイスした時も

「広島では(熟成)肉機会が多いので、お魚はあまりない

 よいお魚をいただけるのが楽しみです」と後輩Kさん。

 

期待にはらはらしている。

がんばれ米希さん。

 

そうこうしているうちに19時。お仕事終わりの後輩Kさん到着。

同僚Iさんはお仕事のためやや遅れとのこと。

 

えーと、よしお酒を飲むか。

ビールと梅酒。

ムシマルは黒ビールが飲みたい気分。

小瓶にグラスで来た。

いや、すごくオシャレですね。

 

ぐびぐび。

黒いビールがムシマルに脈打つ。

(コーヒーを良く飲むから好きだから、黒ビールもおいしく感じるんだろうか)

 

乾杯・・・はしなかったかもしれない。

特にそういう祝うあれでもないので。

 

「下調べをたくさんしてきたんですよ」「梅酒たくさん種類があるみたいですね」

後輩Kさんは、グルメの鑑だな。

ムシマルは頼もしく思い、そして末恐ろしくも思った。

この方がグルメブロガーの道をいっしんに歩み始めたら、ムシマルの方は道を踏み外すしかないかもしれない。

 

そんな感情を抱きながら、それはなるべくおくびに出さない。

耳を、傾ける。

 

「『hotpepper』でクーポンありましたよ」そんなことを言ってくれる。

「こんなのがあるんですね」

 

ということで、いくつか注文+クーポン。

 

ムシマルはファーストサラダ。

アボカドとサーモンのサラダ。

 

ムシマルはひとかどの漢になりたいと思っていた。

だがまあそれにはなれなくても、アボカドの男にはなれるかもしれない。
これを食べていればね。

 

賞味な話、アボカドを機会があれば食べたいと思っているんですが、そして実際こんな感じのメニューがあればいただくことも多いんですが。

アボカドを食べてもよくわからない。

こってりした脂分あるかのような、あっさりした果実のような、お肉のような。

海のものとも山のものともつかないようなこの味(確実に山で採れるものなのはわかっているんですが)を、何か納得したくて食べているのかもしれない。

 

アボカド。

ワサビ醤油が似合うような果実があるなんて、20年前のムシマルはきっと信じなかった。

 

今回のこれも、サーモンにドレッシングと、ファーストサラダにしては重いような軽いようなそんな気付き。

 

 

サラダとほぼ同時期に突き出しの酢の物。

 

もぐ。ああ、酢の物美味しい。

「地だこですね」そうなのか。

でも確かにむっちりしたタコ。固さじゃなくて伸びる感じのぐんにょり系。

 

さっぱりした。

よし、おいしい。ちゃんと。

 

豚の角煮。

ムシマルがムシマルのために一人でこの店に来た時に頼んだメニュー、

美味しかったよといったので今回も注文。

 

 

 

何気に半熟たまごがとろりんとしている。高評価を得る。

お肉はやわらかさよりはがっしりとした、プロレスラーを角煮にしたようなしっかりした角煮。

 

 そこに来る。お寿司。

 6貫。

(ホットペッパーのあれだから、無料のおまけだからなんかそんなに期待していなかったけれど、

イクラとウニまで入っている!)

 

こんなことになるとは思っていなかった。

なかよく3貫ずつ分ける。そんなになかよくなくてもこの場合は3:3で分けるか。

 

ウニは向こう、イクラはこっち、そんな感じだ。

 

ぱくもみゅしゃる。むごむご。

ん、シャリがあわい、やわかい。

 

さっくりとにぎってらっしゃる。

イクラと米粒が口の中でほどけていく、ころころと口の中でおむすびころりんのようなそれは言祝ぎで。

 

次には。

....

ちょっと写真がわかりにくいかもしれない、色合いがちょっと似て重なってしまう失敗。

『タイのあら煮』


この豆腐が美味しくなっているのだ。

ダシが染み染みでゴボウが香って、よい。

 

煮魚が、久しぶりだ。

 

あ、缶詰でサバ味噌煮を最近開けた。それ以来ですな。

 

ああ、さかないい。

日本酒がほしくなってきてしまった。

 

我慢できるかどうかはわからない。

でも今だけは我慢して黒ビール二本目を注文。

 

 

お寿司。

 

ウニリターンズ。

いろどりのよいお魚が10貫。

 

銀の輝きがよい。

シルバーアクセサリーかと思ってしまった。

 

あ、3名め来た。

同僚Iさんがおいでになららっしゃる。

 

お酒いける口だ。

 

このときに、お刺身。

 5種盛りをIさんのセレクトで注文。

 

お、たこにえびに鯛?

おお、ちょっとした竜宮城。

 

イカのカイタコ姫がおいでになりそうである。

 

もう、何のお魚だかよくわかっていないんですが、丁重な白身魚をいただく。

みずみずしい、という言い方が良くお似合いよ(よ?)。

なんというか軽いというかするっといただけるお寿司。

 

 

お寿司いただきながら

お仕事の話、というかお仕事上であった色々の話を聞く。

ムシマルは広島初心者であるだけでなく新しい職場初心者であるから、

そういう情報にも少し飢えているのだ。

 

にんげんはそんなに好きではないけれど、こわいから。

 

まあでもお酒を呑めば酌み交わせばフレンド的な錆びついた価値観を持っている。

一度会ったら友達で、毎日会ったら兄弟だ、っていう言葉には30年くらい疑問を掲げているけれど。

 

 

閑話休題。

うん。さっきより状態が良くなった。さっきっていうのがいつからなのかわからないけれど。

 

ムシマルは楽しんでいるのかもしれない。

 

楽しんだムシマルは図に乗ったムシマルで、日本酒をいただいてしまう。

『米希』——お店の屋号の付いたお酒だ。

そいつを一合。

 

わーい、Iさんにお酒注いでいただく。

ありがてえ。

 

お酒の容器もなかなか渋いです。

ぐいっ。

 

 

ああ、胸が甘く締め付けられてくる。

酔ってきたんだ、じんわりと。

 

お寿司もおいしくいただいて、

肉がいただいたくなった。

 

 お寿司角煮お寿司あら煮お刺身と、お魚の支配率が高いので変えたかった。

ムシマルのバランス調整機能が酔ったあまりに働いた結果といえよう。

 

豚のステーキ。

 

後輩さん、白肉珍しいですねと白肉天ぷら。

 

 白肉はホルモンお肉のことだから、肉2連続でだいぶ肉と魚のバランスが盛り返したね。

 

ぎゅみ、ぎゅみっと、口の中でスプリングが作用するような感じ。

 

ウニホーレン、のようなものをムシマルが頼む。

 なんかいろいろ頼んでしまったな。

 

 

初めていただくのだ。

 

あ、う、うまい?

珍味の類だ。

 

ウニのとろっとした浮世離れした部分をほうれん草がその青臭いような現実がいい感じに引き戻すというもの?

遠くに飛んでってしまう風船よりも、ふよふよと周囲を漂っている風船の方が面白いのと似ている(かもしれない)。

 

ほうれん草がウニに重さを与えるような。その重さと温かさを、ムシマルは味わった。

 

 

ほのかにあたたかい。

 

最後に梅酒もいただいて、お腹満足したのでありお会計。

おひとり5千円ちょいから6千円くらいであり、

ムシマルは等分よりもだいぶ食べてしまったのではないかと思いながらお金を払う。

 

ムシマルが一方的に搾取するようなあれはあれでたしなめねば。

 

酔いながら家に帰る。

間違って、というかわざとか、気まぐれか。

賃貸の最上階までエレベーターで上がってしまう。

 

 

9階から、故郷高知のことを見たくなったかもしれない。

見えるような気がしたし、わかるような気がした。

もちろん、ナンセンスだ。

 

ありがとう米希さん。


もしよろしく思われましたら、下の変なカツオマスクにクリックよろしくお願いします。

 クリックいただけるとムシマルが喜びます。

 

 

 

広島ブログも参加しました。

 


 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿