福島町に、ついに行く。
ホルモンと「ぜんじがら」とかいう広島隠れグルメの持ち主町みたい。
この日は自転車で。
サイクリングサイクリングヤッホーヤッホー。
平和大通りをまっすぐに西に行くと福島町に届くのか。
なるほどなるほど。
20分30分ほど、ちょっと迷いながら進んだ結果。
ここで一口情報。
こちらは『新久千映のまんぷく広島』に載っていたお店。
到着。
あきちゃん。
なんていうか、高知県にもあるんです『あきちゃん』。
鍋焼きラーメンのお店なんです。高知県のご当地グルメ。
あきちゃんとはご当地グルメの名なるべし。
お店入り口マットが「いらっしゃいませ」だったので安心して入る。
カウンターが5~7席くらい?
テーブル席が2つ3つ。
で、入り口にはおでんがぐつぐつ煮える。
撮影時は14時くらいのお昼時間終わり時でしたのでお客さんは映っておりませんが、
入店時にはおじさんとかサラリーマンっぽい人とか瓶ビール飲んでらっしゃる方とか、いらっしゃるでした。
メニューいろいろ、人生だっていろいろ。
は!ここで一口情報追加。
この店は『まんぷく広島』掲載店なだけではなく、
ムシマルの好んで観るテレビ番組『おにぎりあたためますか』出演店でもあったのだ!
サインが貼られている。
ひゃー、ダブル役満ですね。
などと麻雀のことを知らずに書いてみる。
いつか「チー」とか「ポン」とか「哭いてるぜ」とか言いたい。かもしれない。
「でんがくうどん」480円と、ホルモン天ぷら盛り合わせみたいなものをお願いする。
でんがくうどん、って言うのですね。ホルモンうどんじゃないのだ。
でもお安いなでんがくおうどん480円。
どんと置かれているまな板と包丁。
まな板の上のムシマル。
包丁のちびた具合、年季の入り具合にこののちのことを想像する。してしまう。
はい、まずうどん来ました。
おお、結構入っているホルモン。
それも、たぶんいろいろな部位。
つるるとしている。
いただきます。
ちゅる。
食べやすい。
うどんの麺はシンプルなスタイル。
ただ汁が、これやけに旨い。
ああ、このうどんだけで良いところに行ける。ベツレヘムレベル。
そしてお肉。
いろんな部位なのはわかるが、どこがどれかはわからない。
もぎにゅも。えにゅぎも。
食感が耳まで抜けていく。
ムシマルがよければ、
この店がよければ恥も外聞もなく汁にご飯とか卵とか入れたい。
啜って飲んで齧って千切りたい。
ホルモン天ぷら。
左から牛の胃袋4種類。あと右二つはなんだっけ?
右がチギモって言ってたかもしれない。
チギモ?生まれて初めて聞く単語。
今ネットで検索するとチギモ=脾臓で血肝と書くみたい。こわ!
なるほど何やら黒い。
スリルとサスペンスの匂いがするぜ。
ホルモンてんぷらは大きいので(芋天くらいの大きさといえば伝えられるのでしょうか?)
このように、包丁を使って、
とん!
一口大に切る。
スリルとサスペンスの香りがするだろう。
酢醤油?酢ダレ?に辛くない唐辛子をかける。
ぱく。
あ、白ご飯も別に頼んでしまったのです。
ん、これは白ご飯よりもビールが合いそう。
独特の食感、クセ。
衣のほしゅほしゅというクッションを乗り越えてのぐにんみのある肉に達する。
ああ、天ぷらっぷりが放埓たる雰囲気。
上品でもないけれど下品でもない。
中庸かといわれるとどこか抜きんでている。
風味がそれだ。
鼻が二つあればいい。
そう思った7月の、夏。
うわこれがチギモか。
なんかすごいぞと思う。
粒々がたくさん入っているかのような、そんな天ぷら。
ものすごいチョコレート色している。
(甲子園の土みたいに輝いて見える)
ぱく。
むすほ。
詰まった土のような触感。
不快感は、でも全然ない。
旨いっていうのも違うかもしれない。
味が好きっていうより風味が好き。
気づけば完食。
気づいていなかったわけではないが。
「せんじがら」をお土産に買う。700円。
お会計はそのせんじがら含めて2,070えんくらいのそんなお値段。
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このせんじがら、ホルモンの干物?みたいなもんなんです。
カリカリにホルモンをなんとかする、そんなジャーキーな食べ物。
お酒のあてにちょうどらしい。
家で食べる。
がじ。固い。
でも味が味じが味じじが。
しみ出て飛び出てほどける。
おー。
つまみですな。
でっかいと固いので、一口サイズに切るといいかも。
汁物に入れるのもいいらしい。
炊き込みご飯もよいかもですね。
せんじがらの可能性を感じたい、もっと。
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