朝9時過ぎに広島を出発。
高速を使えば2時間以上3時間未満で着くとナビが言っている。
目的地から語る。
大三島にあるしまなみイノシシ活用隊 シシ肉 (旧給食センター)に辿り着こうとしていたのだ。
〒794-1304 愛媛県今治市大三島町宮浦 4975
(大三島かー、一度行ったことがあるんだよな、 振り返ると、2014年【リンクあり】か)
大三島の印象は、すごい神社があり道の駅が二つある美術館があるっていうくらい、あと自転車の聖地?
ここに来たのは『いのししまつり in 大三島』というイベントに参加しようと思っていた。
いのししまつりといっても、神輿が出てわっしょいしたり神社に奉納する舞があったりいろんな屋台が出てくるお祭りではない。
完全予約制の合宿的なイベントであるのだ。
1泊2日朝晩ご飯付きで14,800円。
もとはこの主催の『をかしや』さんという団体が高知県でサバイバルでネイチャーなイベントをしたときに参加して、
なんかすごかったのだ。
で、をかしやさん代表の『マロさん』とフェイスブック友達になったりして、そこから2年・・・・・・・・・・・ムシマルも広島に来ちゃったりいろいろあっての2017年初め、
フェイスブックでこのイベントの存在を知る。
惹句はこうである。
『日本一のシシ肉料理に舌鼓!
イノシシを食べつくす。イノシシ肉のモンハン焼き!』
食べることがメインっぽい!
そして日本一のイノシシ!
直近のイノシシグランプリで優勝したようである。
詳細はこちらに、主催者側の記事あります。
到着。うわーなんかすげえミカンの絵。
12:30受付で今は12:08。
少し早かったので近くのA-COOPに行く。
パンの移動販売が来ていたのでパンを買う、
(あ、隣のコーナンでエプロン売っている。買おうか)
と、そんなこんなで時間をつぶし、受付をする。
中はこんな感じ。
元給食センターで、いまはイノシシであるここがメイン会場。
なんというか独特な雰囲気、コンクリとミカン籠と水はけのよさが目立つのでした。
そして独特な雰囲気になっているのはそれだけではない!
テレビが、マスコミが取材に来られているのです。
南海放送さんと、あいテレビさんと、テレビ愛媛さんだっけかな?
今回のイノシシまつりにかかわられた『ナベさん』のイノシシが、猪グランプリで第1回優勝し日本一になられての最初のイベントということでにわかに注目を浴びてしまっていたのだ。
3社!
キャメラにビビる小市民。
でもまあ、受付を済まして(この時マロさんの奥さんで「をかしや」理事のタマさんに初めてお会いする。あなたがムシマルさんかみたいなことを言っていただくがどういう風聞になっているのであろうや)名札に名前を書いて荷物を置き場に置いて座る。
前回イベントもそうでしたが、こういうヤツだと距離感を縮めるため?呼んでほしいニックネームを書いて首にかけて呼び合うみたいなならわし?がある。
『ムシマル』と書きました、名札には。
数人、来ている。
ああああ、こういうイベントでは緊張というかひけ目というか自分やっていけるのかなという不安がつきまとうのである。
社交性は人見知り発症しているし、ソロ参加であるし、ネイチャーやイノシシには呑気な憧れ程度で実体験がない。
若い女性もいらっしゃる、もしかして狩りガールなのかしら。
おひとり、近所の方であろうか『イノシシまつり』の看板を見て縁日的なことを考えられたのか飛び入られるおじいさんもいらっしゃる。
なにかいろんなものを呼んでいるぞイノシシまつり。
そして自己紹介やオリエンテーションが始まるのです!
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ざっくり先に今回のメンバーを語ると、
・だいたいは愛媛県域からであるが、岡山大阪岐阜高知など県外からも。ムシマルだって広島からである。
でも松山からも2時間くらいかかるようであるから、あんまり広島からとかかる時間は変わらないようである。
・全部で15名の参加者で、男性9名女性6名と思ったより女性多い。
・年齢層も20代30代40代50代、もうすぐ定年といっておられる方もいらっしゃったからアラウンド還暦な方も?と年齢もいろいろ。多分人生いろいろである。
・狩猟免許を持っていたり取得勉強されている方が何名か。またジビエ料理を作ることに興味持って参加の方も何名か。
・ご夫婦参加や友達参加やソロ参加と、参加も多彩。
なんかみなさんすごいよな。
うひゃ現役猟師さんがいらっしゃる、木こりさんも。
一言自己紹介時のムシマル
「えー、ととのいました」(失笑)
「ムシマルといいます、食べ歩きのような日記のようなブログを書いていまして、日本一のイノシシが食べられると聞きました」
「面白半分、残りの半分は食欲で来ました」
みたいなことをいう。
今振り返るといいのか悪いのか自分の欲求にストレートだ。
アイスブレーキングな一環として、ちょっと身体を動かすようなイベントを。
手拍子や声掛けでリレーをしたり、フルーツバスケットをしたり。
声掛け・手拍子リレーでいきなり変拍子をする人がいる、順番じゃなく一人飛ばしやリバースをする人が。
え、こういうゲームだったのかと対応しているとスタッフ側タマさんが「こんな最初でこんなアレンジをされるの初めてです」みたいな感想を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・個性の強い人が揃ったのかも。
こいつは末恐ろしいというか先が思いやられるというか、どっちかわからんぜ。
「フルーツバスケットって、学生時代以来だね」みたいな声も聞こえる。
ムシマルは一度も鬼?というのか席に座れない子にはならなかった。
ふう、元合気道部の面目躍如といったところか。あんまり関係ないか。
トイレ休憩を挟んだりしつつ、目的意識の共有や日本一イノシシ:ナベさんのお話を聞く。
ナベさんこと:『渡邉 秀典 しまなみイノシシ活用隊隊長』さん
ナベさんのお話をざっくりいうと。
・猟が好きとかではなく、ミカン農家であるナベさんはミカンのイノシシ被害を防ぐために取り組んだ。
当初は柵作りなどであったが、自分が防御しても誰かが被害にあう → 防御手段の発展形 攻撃は最大の防御
・ボランティアというか近隣の人が協力する体制であったが、処理をするのに一回ごと半日潰れる。たくさんかかると仕事にならない。
→ 時間の都合で処理できないものがあると、肉活用されずに埋められてしまうこともある。 それは不憫。
・イノシシ皮の製品化(スマホケースなど)や、牙なども活用できればなど、いろんな取り組み。
質問コーナーもあり、
Q「電撃ヤリを使うと電撃で先に心臓が止まって血抜き処理にデメリットが生じるのでは?(内容詳細はうろ覚えなため間違いがあるかもです)」というすごく専門的な質問も参加者から飛び出す。
そんなことを学び、いよいよ実地学習なのでした。
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広島ブログも参加しました。
いのししまつりで専門的な質問をいたしました当人でございます
ムシマルさんのブログが整うのを待ちわびておりました。
続きの投稿も楽しみにしてま~す
楽しかったですねー。
イノシシグランプリ1位にナベさんがなられたのって、ミカンを食べたイノシシがおいしいのもあるんでしょうけど解体技術がしっかりされているんでしょうねー。
独学というか地域での学びだけでそこまでなられるってすごいと単純に感心しました。
あの質問を聞いたときに、「自分は全然質問すらもままならないレベル!」とちょっと焦っていたのは内緒の話です。