国泰寺町。
入ってみる。
店内に何か乳母車?小さいお子を乗せるような車があった。
『丸勝酒場』
住所 |
広島県広島市中区国泰寺町1-7-28 |
---|---|
交通手段 |
市役所前駅から167m |
営業時間 |
17:00~24:00(L.O.23:00) |
定休日 |
日曜日・祝日 |
晩酌セットがあったから。喜んで注文してしまう。
1,500円で1ドリンク+4品。
ビールが500円くらいとしたら、1品250円くらい。
豊富にお得だ。
頼む。
待って、来る。
晩酌セットにお刺身というか新鮮なのがあると嬉しい。
メニューの説明を大将さんがしてくださる。細かい名称は忘れたけれど。
左上が「豚のキムチのせ」、右上が「ポテトサラダ」、左下「沖イカ酢味噌和え」、お魚が「マグロ・寒ブリたたき・アナゴ」というメンバー。
上等な定食というか御膳のメニューっぽい、色合いも重ねてなくておシャン寄り。
種類が多いと嬉しいね。
沖イカのおいしさが、刺さる。
いいとこに置いた桂馬くらい刺さる。将棋はマンガ読むくらいでコマの動かし方しかわからないけれど。
魚系が多い、・・・・・・・日本酒が合う店か!
そういうものを求めていた。
構図が似てしまったけれど、鰤。
もうちょいたくさん食べても見たい。
美味しいけれど一口では評価しきれない。
ポテトサラダは、具が大きめにあっておかず感ある。
タマゴの味が黄身が甘い。
豚肉はさっぱりピリリとキムチでお酒アテ的に。
・・・・・・・・うん、大将さんはお酒好きなんだろなと思った。
ビールが残り2割、4品ももうちょいでなくなる。
どうしよ、ここで終わると綺麗に終われる。
ただ、もっと引き出したい気もする。
『若葉』というお酒をいただく。550円。
「広島ではここだけ!」っていう紹介文があったのだ。そういうものに、私は弱い。
義父のお酒らしい。間違えた、変換ミス。
岐阜のお酒。
仕込み水をチェイサーで出してくれる。
・・・・・・・・・・日本酒と一緒にチェイサーを出してくれるお店は、優秀なところ多い。経験則ですが。
茶呑みというか湯呑っぽい器。
ごく。
ん、おいしい。
馥郁としてスッキリしている。
投網を投げ込まれたような感じがする。心に。
こおれはおぉさかながあぁいますね。ちょうど金曜ロードショーで『カリオストロの城』をやっていたので引っ張られた感がある。
お魚と合わせると「さけさかな」が完成。
適度な魚臭さに、お酒で気持ちのいいストップがかかる。かーっと喉とか熱くなるのを魚脂がマロっとおさえるおいしさのマッチポンプ。
しかし、お魚はこれが最後のひと切れ。
何にするか、考えて大将さんに適当に「お酒に合うやつをなにか適当な一品をー」って頼む。
「ど、どんなものか好みはありますか」「まかせまーす」
って、するとこんなものが来た。
意外、それはカナッペ!
お魚料理系の、どちらかといえば日本料理店系居酒屋の風貌とメニューだったので
推理メニューはお魚の焼き物か揚げ物系であった。
イカの唐揚げみたいな。
大外れだ。やられた。
まさか欧風とは。
せめて気取られないように、驚きを見透かされないように平気な顔で説明を聞く。
「マグロ(だっけ?)と、エビと、豚ハムのカナッペ」だという、あとひと口でいただいた方が良いですよという助言もいただく。
ぱくつく。
はーん、けっこう突き刺すように、香り。
味自体はチーズがまろやかに舌を溶かしていく。
しかし、一枚ひと口。
つまりまとめて3口であった。
美味しい、けれど物足りない。
というかお酒がまだまだ残っている。
アテを欲し、アテに欲された漢ムシマルがまだ頼む。
「すいません、この限定ってやつまだあったらください」
あった。
頼んだら、
なんかすごいの来ちゃった。
ボリュームの加減がわからん漢になっちゃっていた。
器がすごいな。
そこその古強者の兜みたい。矢を弾きそう。
『サワラと大根の味噌煮』だったと思う。
まるっと魚と目が合う。
安心してください、向こうは白目だ。
甘さが先立つタイプのみそ味。
肺とかその辺りまで温まりそう。肺と肝臓を染めゆく味噌茶色。
大根は、崩してないというか煮込み時間自体はそんなに長くないかも。おでん大根ほどのやわさはなかったのはわざとな気がする。
ひとりで食べるには多い気がする、そして残ったお酒量に比しても多い感じはある。
骨をちゅぱっと手で取りながら満足感のムシマル。
「丸勝酒場」、店名で何となく安さがウリ系のお店っぽく思っていたけどしっかりあらせられている気がする。
3,300円。
まとめ
〇お魚が豊富、日本酒も珍しいのがある。
〇晩酌セットは、『今日のメニュー』のなかから4種類(含むお刺身)チョイスされる方式っぽい。
〇お値段は350円くらいの~1000円以上のものなど幅あり。
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