その日、人類は思い出した。
ムシマルが大盛りイーターであることを。
ということで独りぼっちが叫ぶように四万十町へ出奔。
『ディアミスターF』シリーズとは、ムシマルがずとまよの同名曲が好きなので着けた新シリーズ。
Fからはじまる店って・・・・・・・・・・いいよね!あんまないよね!
古(ふる)はFからはじまる!
行け、ムシマル!手はじめにカレーを掬うのだ!
到着。
ランチカフェっぽいけれど居酒屋なのか。
古梵
古梵 | 四万十川観光入り口の町 一般社団法人 四万十町観光協会 (shimanto-town.net)
入ったら、カウンターでお客さんが「ジャンプに男臭いマンガが減ったねえ」と言いながら大将とお話ししている、
どういうシーンだ?と訝しむが最終的に「ジャンプってすごい」と、雑に結論して注文。
決めていた。
メニューなどいらぬ、要らぬのだ!すでに入り口で見切ったわ!
「カツカレーの大盛り」ください!!
1,050円(2020年当時)。
座って、足をプラプラさせながら待ちます。
情報によると、ここの大盛りはなかなかサイズらしい。
女将さんっぽい方に「ちょっと辛いですけど大丈夫ですか?」と聞かれる。構わんよ。
ムシマルは広島で激辛100倍ラーメンを食べおおした漢。
お腹熱くなったけど、汗がとまらずにすくんだけど、「100倍なら、辛さの向こう側にうまさがあります!」って言った後輩をうらやんだけど!
ふふふこい!いかに辛かろうとムシマルはそれを受け止めるゆたかな土壌となろう!
待つ、マンガを読む・・・・『呪術廻戦』が置いてあるのはなかなか渋い。『チェーンソーマン』もある!
令和のジャンプっこがいる!
古梵ってどんな由来なんだろうなー。仏教語が関係しそうだけど、意外とブルボンの当て字とかそんな理由だったり?
気になる。
・・・調べない。
来た!どん!
なんか紳士なジェントルが持ってきてくれた。
おおおおおおお!
カツがごんぶと。
もっと見てほしい。なんならまなこにカレーを流し込みたい。私のではなくてあなたのまなこに。
ムシマル短め両のかいなで、不足なく抱き留められるだろうか?
まけそう・・・・負けそうなのではない、ムシマルは必ず勝つ。ムシマルが勝たなかったことがあるか?あるけどさ。
こぼれそうなのである。
「まけまけいっぱい」って四国の人に行ったら、愛媛と香川の方には通じなくて、徳島の方だけ通じた思い出。
よし、
サラダを娶ってからの、・・・・・カツに行くかカレーを食べるか?
カレーからだ。
がぱ。もぐ。
美味しいよ。
タマネギがよく煮込まれている!タマネギに含まれる何か良きものが蔓延している。
そしてみずみずしく辛い。カレーの中央部分から火照らせる何かがにじんでくる。
心を奪われる。
(考えるのやめよ)
今はただ、カレーに感謝を。
いや、カツのことも記載せねば!片手落ちになってしまう。
カツはカラッと揚がっている、もうパン粉がさんざめくように主張して、その中の肉は肉汁の狭間でハゼ果てる!
カツの実感がすごい!
食べている、冬の木漏れ日に負けないあったかさが喉元に突き付けられる!
熱い、出来立て、カレーも二重にHOTでホッカホカになる全身。
俺の冬が溶けていく。
このまま奪って平らげて忘れたい。
食べたことを忘れてもう一回食べとおしたい。
偽りないあれが芽生えた!そう、これは・・・・・なに?そうそう!執着!
ボリュウムも満足ですまるで軍艦島です。
カツ分も含めると、2人前前後くらいの量ある!
具にシーフードっていうか貝が入ってるのか海エキスもあってカレー単体が深いところにフルドライブしている。
完食。
コーヒーで一服できれば完璧であったが、13:30ランチ終了なのでお会計して帰る。
ほかのメニューも、チキン南蛮いいな。
ほかのものも気になるし夜メニューもよさげ。
四万十町ってひょっとしてすごいのではないか。
そうだよすごいんだよ・・・・四万十町の擬人化した存在の声が聞こえてきた気がした。こわ。
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