ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

西条酒蔵通り『ほろよい散歩』⑤:『酒泉館』。酒蔵「賀茂泉」のお酒がお試しできるお店。

2016年06月16日 19時12分01秒 | 広島・東広島市(西条多め)

お酒は煙突のある所ばかりじゃない。

 

ふらふらと歩いて、パン屋さんや観光案内書に寄って、酒蔵以外にもいっぱいお店あるなーとのこのこ歩いていた。

傘を差して。

 

(時刻は13時半・・・。

 ちょっとお腹減ったなー。)

 

『酒泉館』。というところに着く。

 

レストランかなんかかな?

入る。

 字がいっぱい書いてあるから、撮影時ちゃんと読んでいなかった。

読んだのは、というよりも見たのは、『コーヒーの絵』。

 

ああ休憩できるのだな。

なんかの記念館かな。

 

入店。

 

『お酒の図書館』だって。

 

確かに、お酒の本が各種ありました。

でもテレビもあって、窓もそこそこの広さで、書斎って感じ。

 

いろいろ見て回る。

あれ、酒造りのところだけではないのか?

なんだか古典的な和風さ。

かまど、じゃない。

 

藍染めのところらしい。

体験ができるらしい。

 

 

 なかなか古めいたいいものがある。

 

何に使うかもよくわからない器機。

やけに液体がいっぱい入りそうなガラス容器。

歴年の錆が染みついた道具。

 

いっぱい。

 

と、ふらふらしている。

唯一お店の人がいる部屋に、やっと入る。

 

靴脱ぐのか?履いたままか?

思って迷って逡巡していると。

 

「どうぞ靴そのままで大丈夫ですよー」とご案内いただく。

 

売店兼カフェ?

お酒を売っている。

 

あ、パンフを見てこの時点で知る酒泉館情報。

元・広島県醸造試験場西条清酒醸造場。

で、今は賀茂泉のアンテナショップみたいな感じかー。

リンク情報はこちら

 

売り物をのこのこ見ていると。

「どうぞ、その『ほろよい散歩チケット』使えますよ」

 

は、ムシマルがチケットを持っていることをなぜ知っている!?

一瞬怪訝に思ったが、考えてみたらほろよいセットのバッグを持ったままだった。

 

 

よし、座ってみる。

 

 

ううーーん。

 

来た。

 

賀茂泉 大吟醸 皇壽

 

今まで言っていませんでしたが、この賀茂泉さんでは「冷酒グラスor大吟醸酒の試飲」というチョイス。

ムシマルは実を取った。

実っていうかお酒を。

 

こきゅ。

うわはぁ。

いい酒を呑んでしまった。

 

美味しいお酒を日本酒を飲んだ呑んでしまった時に口の中に広がる華のような芳香。

あれが来た。

クフ王の棺と一緒に入っていても平気なくらいの格。

ムシマルがその時に記したメモによると

『めちゃめちゃあまやか。口のなかばくだん』

 

ああ、座っちゃったし美味しかったし、ちょっと追加で頼んでしまおうか。

うわグラス108円からある。

安いなー。

 

しかしお得そうなのはこれか。

賀茂泉飲み比べセット。

 

「おつまみも一緒で、飲み比べセットください。」

この発言。

のちにムシマルの眠っていた何かを呼び覚ますというか、眠くなってしまうというか。

 

来た。

おつまみは3種盛りで324円。格別に安いな。

キュウリと煮干しとワサビ漬け。

 

 

お酒はこんなだ。

言うても500円(税込み540円)だからそんなに大したことにだろうと思っていたが。

並ぶと壮烈。

 

「お酒のご説明をさせていただきます」と女の子店員さん。

「右からだんだんと熟成年数が長くなっています。

 一番右(生酒)は加熱していないお酒で、熟成年数1年未満です」

「こちら(本仕込み)とこちら(純米吟醸)はどちらも一年程度です」

「こちら(山吹色)は2~3年で、こちら(古酒)は4~5年です」

 

「だんだんと色が山吹色になっております」

 見事な説明。

ムシマルが偉い人だったら、『ノーベルよく説明できましたで賞』を上げたくなる。ノーベル賞の価値をぐっと落としそうな賞であるが。

 ああ、確かにグラデーションが利いている。だんだんと、黄色っぽくなっている。

 

ムシマルはお酒を呑みながら評価をメモったんで、ここに書くね。

 

生酒:

喉ごしすっきり

毒のない蛇に噛まれたみたいなキレ

 

本仕込み:

一番くせがない?

チーズ合うかも。

 

純米吟醸:

賀茂泉の代表格って言っていた。

しゃきっとしている。針治療みたいな刺激。

ジャブとアッパーが同時。

 

山吹色:

やわらかい。

タコのごとし。

おっとりする。

 

古酒:

刺激はないけど風味が残る。

 

 

ああ、お酒が思ったよりも多いなーと思ったら

ワサビ漬けがつーーんと来た!

 

美味しいけれど、ちょこちょこと食べていたらおつまみが尽きた。

 

すみません、もう一つのおつまみもー(おつまみは2種ありました)。

もう一つのおつまみとは、オリーブオイル冷奴。

オリーブオイルとお塩でいただく。

 

わーいオリーブオイルだ、もこみち氏みたいに上空からふぁさーってやろうと思ったけれどなんかすごくこぼしそうだからやめようね。

 

音楽が流れる。

中島美嘉だっけ?甘えとか弱さじゃないってうたわれている。

 

ぱうく。

冷奴に塩、なかなかどうしていい。

シンプルで酒殺しみたいな。

 

醤油の冷奴が順蹴りとしたら、塩は正拳突きという感じ。

威力は醤油かもしれないが、どことなく最小動作というか削る美意識がある感じ。

 

オリーブオイルはそれをふわっとさせてしまう。

 

 

 

 けっこう面白いおつまみを出すな、という評価。

 

空になる。

 

いやいやいやいや、けっこうちびちび。

一時間くらいいたのではないか。

 

昼居酒屋みたいな使い方をしてしまった。

 

でも賀茂泉について、だいぶわかった。

ぜんたいにやわらかいお酒なんだなーと。

 

あー、しまったかな最後に大吟醸『皇壽』をいただく方がよかったかな。

あの豊潤さを最初に味わってしまうと、

100%果汁ジュースを飲んでから果汁10%くらいの飲んじゃったような物足りなさがあるようなないような。

 

でも酔っていないうちにいいお酒を呑めたのはよかったかも。

酒粕のアイスかケーキも売っておられ普通のカフェ使いもできるのです。

 

 

東広島市日本酒の普及の促進に関する条例が制定されているとここで知る。

 

最初の乾杯は日本酒奨励みたい。

びっくり。

 

 

 お会計は---

1,200円しなかった。

びっくり。

 

 

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