企画!
高知市朝倉近辺にラーメンができまくりだということで、ラーメン店密度がクリスタルキングくらい連なってると聞き、行ってみた。
それも汽車でだ。
つまり呑む気だ。
2022年4月。
ここで企画趣旨を発表します。
1.朝倉界隈(鴨部とかも可)の店を胃袋の許す限り行く。
2.各店でラーメン+ドリンク一杯をいただく。
3.ごちそうさまでした。
以上。やり終えたらムシマルはクールに朝倉を去るぜ。
(しょせんははぐれ旅だ‥‥。)
朝倉駅下車。
徒歩30分くらい?この時間も御馳走の調味料だぜ。
到着。
1店めは(ちょっと迷ったけれど)ここと決めていた。
拉麺一方 やすきや番地
■住所 高知県高知市鴨部3丁目34−7
■電話番号 088-881-6825
■営業時間
[昼]11:00〜14:00
[夜]18:00〜21:00
※売り切れ次第終了となります。
■定休日 不定休
拉麺一方 やすきや番地 | 拉麺一方 (ippou-ramen.com)
ラーメンをください。おいしいラーメンをください。
どうしようかな?なにラーメンにしようかな?
実は今日・・・・昼呑みを決めた瞬間に、「串カツ」を食べることも既定路線で決めていた。
ネットでこんなのやっていると聞いていた新メニューである。
食券販売機で‥‥と。
ラーメンはどうしようかな、ラーメンのことをなんも考えずに来てしまった。串カツ先行ムシマル。
「しょうゆ」や「カツラーメン」は各食べたことある・・・・塩いってみよかな?
いやちょっと待って!今日はビールだ。
塩ラーメンはなんかいきなり〆っぽいという偏見を持っている。
「昆布の和風ラーメン」にしてみよう、なんとなく。
瓶ビールを頼むと「お車大丈夫ですか?」って。コンプラしっかりされている。
ムシマルは徒歩で来た、と安心してくださいという気持ちを込めてそういう意味のことを言った。
その後で瓶ビールの銘柄を聞かれた、ムシマルはその日の気分が傾いた結果、「サッポロ」と答えた。
買ったものをまとめると、
和風ラーメン900円。
串カツ2本300円。
瓶ビール600円くらい。
合計は1,700円くらいと思いねえ。
カウンター席・・・あ、奥のベンチシートというか長椅子みたいな席に案内いただく。
(けっこうな特等席な気がする・・・・県知事【当時】のサインややすきやさんののれんが覗ける)
あとスマホ充電器あるの便利。
今日は長丁場になりそうだからな。あと2つか3つはお店巡ろうっと。
マンガ一冊は・・・・・『鋼の錬金術師』24巻を。
※マンガ充実店ですが、原則マンガは一冊まで推奨されているのです。
到着が着々とされる。
ビールよりも勝つよりも早く、まずは麺をひと啜る。
うおおおお?うおお。ファンキーでハッピーな濃さがある。
昆布ダシが獰猛に闊歩している。
鶏スープかだというのに?そこから大型四足獣くらいの俊敏な凶暴性を感じる。
あれ、これけっこうすごい?
和風=あっさりとか、しょうゆ顔=すっきりとか日本人=平たい顔の一族とか、
そういう観念にモノ申す一杯!(一方さんはそんなこと言ってませんが)
あ、メニュー見るとちゃんとキャプションに「濃厚」って書いてある。
先入観で頼んだムシマルの負けだよ、やれやれここは奢らせてくれ。
でもなんというか後の世にいう「嬉しい誤算」というやつでした。
サッポロビールが旨い。酒が合うし酒に合う。
利尻産の昆布らしい、
意外にアンダーコントロールされた凶暴性、野性はあるが野性解放の一瞬を自分で選べるようなマネジメント性もあります。
・・・・・またもや前言撤回のことがあって、意外にすっきりしているというか。
食べての後味は意外に潔い。
麺啜りやすい、そして底深いのか見た目以上の麺量。
和風ラーメン・・・・・ノーチェックだったというか、ほかの「一方さんと言えばこれかこれ!」みたいな固定観念メニューから外れたところにあったが、
これ、かなり好きかも。
それで串カツ。
説明文に「そのままでもよし、ラーメンのトッピングとしてもよし」みたいに書いてありました。
どうだろう、幸いなことにここに串カツが二本ある。1本をそのまま、もう1本をラーメンに浸けて食べてみては。
そうしましょう。ムシマル脳内会議平定。閉廷。
1本はラーメンへとぷん。
すると精霊が現れてあなたが落としたのは金の串カツ?銀の串カツ?と聞いてきた。ようなそんな存在しない記憶。
どれどれむしゃり。
串カツの、スープにつけてネットリした食感足されるのもよい。
揚げてる、という実感があった。
焼きでも煮るでもない揚げだよ、って良さが全面に出ている。
お肉はマイルドで、どこが脂身どこが肉身、って感じではなく揚げることで何かよき類のものが閉じ込められている!って感想を持った。
旨みの
三国志の有名武将『趙雲』さんは「全身これ胆」って評されてましたが、このトンカツは・・・トンカツじゃなかった串カツは「全身これ豚旨み」って感じ。
2本目はラーメンとの接触なしで、串カツ。
ソースをつける、従来の一般的な串カツの食べ方だ。
もぐもぐ。
衣があか抜けた香ばしさ。
ムシマルの脂なのか、豚さんの脂なのか、境目が消えゆく。
衣の食感よし。
7:3くらいでムシマルはラーメン浸さずに食べるのが好きかもしれない。
いや、でも本当にこれが一つ150円だと、近隣の居酒屋さんが戦々恐々するのでは?
この串カツを夢屋グループとかが通販しかねない。
お酒進ませ力が研ぎ澄まされている。
香りと!味と!舌に残ったまるっとした後味が!
ビールが注がれたコップを乾していく!
スープに浸されたネギが既におつまみ。
串カツ単体でいただいてもまろやかさを感じます。
ナイフでなくて木刀みたいな、骨に響く吞ませ力。
スープの具のタマネギも悪くない。
ムシマルはラーメンに玉ねぎが入ってるの、けっこう好き派。あまり言ったことないけれど。
あんまり多くないかもですね、ラーメンに玉ねぎ入ってるの。
「ムシマルさんに大将からサービスです」、みたいな感じで、味玉をいただく。
ムシマルがSNSで「一方さんなう」したからだ!すご!
※訪問時はお店にはいらっしゃいませんでした。
その味玉がムチャクチャ濃厚で、酒殺しの異名がありそう。
あとすごくジュクジュクしています。
いやよいやいや煮詰めちゃいや、ってくらい輝いてハニー。
そして、珍事が起きる・・・・珍事っていうか、出会いである。
でラーメン頼んだ時に隣の方が昼呑みされていて、(いいなあ!)って強く思って、ブログにも書いていつか吞んでやろうと思った・・・・・
つまりは今回の企画のきっかけにもなった方が!隣で吞んでた!
ムシマルの名を聞いて声をかけてくださった。
いや、隣の方も呑んでるな、昼呑みびと、一方さんではよくある現象のかなと思ってたら、同一人物!
お話しを少しさせていただく。
情報を得る。
最近は一方さんの汁なし担々麺を頼む機会が多いとか。
なるほど、壁にも貼り紙で担々麺宣伝されていて魅力的。
次はこれかも?
(ムシマルは広島に一時期いて、その広島は汁なし担々麺先進都市だったな、試してみるのもいいかも)
広島は汁なし担々麺の魔都ですよ!
あとラーメン業界で、チャーシューが映え重視なのかピンクのハムみたいなのが増えてきたけれど、ぶ厚い茶肉の方が好みみたいな話をしました。
ムシマルも、ぶあつければぶあついほどいい!チャーシューと座布団は。
いやー出会いってラーメン屋さんに転がってるものなんですね。
完食。
朝倉ラーメンを巡れるだけ巡る企画なのに、初回からはしゃぎ過ぎた気がする。
串カツが長ドスくらい破壊力あるのでした。
まさかの一軒めKOがあるかも。
いやいや、2軒くらいは行くよう。がんばるよう。
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