ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.8

2019-05-03 | ラコルタ Raccolta
『真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.7』の続きです。

チャンネルデバイダーを使用したマルチアンプシステムのメリット・デメリットを考えています。

マルチアンプ方式では機器の電源極性を合わせることが難しくなってしまいます。

そこでオーディオ機器の電源もアースから切り離せば極性自体がなくなり無極性になりますので

電源の極性を合わせる必要もありません。

交流電源の極性を無極性化することをアイソレーションといい、

アイソレーションにはアイソレーショントランスを使用するのが一般的です。

アイソレーショントランスというと何十万円もする大型のものが多いのですが

本当の意味でのアイソレーションは小型のトランスをたくさん使用する方が効果的です。

例えば、CDラジカセのように1台で完結しているオーディオ機器の場合は極性を考える必要はありません。

1台で完結しているオーディオ機器をアイソレーションしても無意味です。



極性とは2台以上の機器がある場合に発生します。

CDプレーヤーとプリメインアンプの場合は極性が発生しますが

2台共アイソレーションする必要はありません。

アースを切り離せば良いのですから、どちらか1台だけをアイソレーションすれば良いわけです。



その場合、消費電力が小さいCDプレーヤーにアイソレーショントランスを使用した方が安価です。

CD、プリ、パワーの場合は2台をアイソレーションすればよいので

消費電力が少ないCDとプリに使用することになります。



念のため、書いておきますが、大型のアイソレーショントランスに

全てのオーディオ機器をやたらめったら接続しても、



アースを切り離すことはできませんので全く無意味です!・・・次回に続きます。


ゴールデンウィーク中だけ!

パッシブアッテネーターキット  



¥21600(税込)→¥15000(税込)

お買い求めはこちら


5月のイベント『オーディオアンプ製作教室発表会』

3名の方が自作されたアンプを試聴します。

日時:5月5日(日)14:00~

場所:ムジカ試聴室(ログハウス)岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996番地

*事前申込は必要ありません。





新製品Raccoltaの乗り換えキャンペーン開催中



詳細はこちら



6月のイベントは山寺レコードコンサートです。



今回は軽食での開催で、参加費は500円です!

200年ほど前に建てられた山寺の本堂でアナログレコードをお楽しみください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする