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真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.17

2019-05-15 | ラコルタ Raccolta
『真空管アンプ Raccoltaにチャンネルデバイダーを追加発売 vol.16』の続きです。

Raccoltaシリーズにフォノアンプとチャンネルデバイダーが発売されました。

今日はチェンネルデバイダーの最も基本的な使用方法『調整編』です。

今回想定している2WAYのマルチアンプ化での基本的な調整要素は4点です。

(1)クロスオーバー周波数

(2)減衰特性

(3)位相

(4)高域と低域のバランス

簡単な調整もあれば、そこそこ技術が必要な調整もあります。

『初めて』マルチアンプを行うのであれば(1)~(3)は簡単です。

(1)はスピーカーのカタログにあるクロスオーバー周波数をそのまま使用するのが無難です。

(2)は-12dB/octが良いとおもいます。

(3)はウーハーを正相で接続し、

   ツィーターを逆相(スピーカー端子でプラスとマイナスを逆に接続)にします。

問題は(4)です。

ウーハーとツィーターを別々に聴いてみて音量が小さいと思われる側を最大音量にします。

その後、音量が大きい側を試聴しながら少しづつ絞っていくのですが、

慣れるまではヘッドホンで同じ曲を聴きながら

高域と低域のバランスをとっていくのがおすすめです。

一応のバランスが取れたら

念のため(3)の位相をツィーターのみ同相に変更し、

(4)の音量バランスを取り直します。

1KHz付近が録音されている音源(例えば女性ヴォーカルの曲)を聴いて、

特定の音が引っ込んだ感じにならないかを確認します。

(3)の同相と逆相を聴き比べ、どの音程も同じように聴こえる方が正解です。

ここまでが基本の調整方法です。

次に調整方法の応用編ですが・・・次回に続きます。



チャンネルデバイダー/バイアンプコントローラー Raccolta-control



クロスオーバー周波数 18Hz~22KHz(別売ユニットで設定)

外形寸法  W390mm × H68mm × D94mm

標準価格 ¥59,800(税別)

詳細はこちらをご覧ください。




スギテツがブログで紹介してくれました。





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