命の危険があったことについて(II)‥‥
③ 中学時代の事でした。当時の土曜午後・日祭日の時間潰しは自転車に乗って、あてもなく近隣を巡る事が多かったです。ゲーム・インターネットがない時代ですからそんなものでした。家事をしなければならない事も多々あり、部活はあまり時間を取られない部に入っていました。
ある踏切を渡っていた時に起きた事です。南北に線路が通っていて東西に人・自転車が通れるくらいの幅でした。その警報機・遮断機のない踏切を、東から西に向かって自転車を漕いでいたら渡り切る少し前に左から電車の警笛音がするので顔を上げて左を見ると5メートル位先に特急電車の先頭車両が大きく見えるじゃなですか!
夢中でペダルを漕ぎ踏切を無事渡りきってドキドキし「危ねえ」と一瞬思いました。特急電車は止まる事なく走り去って行きました。
当時の状況は自転車に対して右側から強い季節風が吹いていたので、顔が自然と左下に向いていたと思います。なので列車には気づかなかった。その事があってからはその踏切は使わず遠回りして遮断機と警報機のある踏切を使いました。
もし運転士の方が急ブレーキをかけていたとしたらごめんなさい。
参考までにいうと、小学生時代まで踏切は上記のような警報機・遮断機の無い場所は普通にありましたし、大きな通りに面した大型の踏切は手動で、踏切番の人が踏切小屋の中にある警告灯と警告音で、開け閉めをしていたのです。