お昼は1時がちょうど良い

在宅療養生活で見たこと、思ったこと、を伝えます。

日記 579

2017年11月01日 | 暮らしの歳時記
< 暮らしの歳時記 > 十日夜(とおかんや) 陰暦10月10日の夜に行う収穫の祝いで、東日本では稲の刈り入れが終わり、田の神が山に帰る日とされ、祭りをする風習があります。 西日本では、「亥の子」(いのこ)といって陰暦10月の亥の日に、収穫した穀物でもちをつき、亥の刻(午後10時ごろ)に食べて田の神を送ります。 また、毎年11月17日(太陽暦)前後の夜にあらわれるのが「しし座流星群」 . . . 本文を読む
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日記 550

2017年10月01日 | 暮らしの歳時記
< 暮しの歳時記 > 後の月(のちのつき) 陰暦8月15日(十五夜)の月に対して、陰暦9月13日(十三夜)の月をいい、秋の気配が深まる中、十五夜についで月が美しく縁起がよいとされ、同様に月見の行事を行います。 その年の最後の名月として「名残の月」(なごりのつき)とも呼ばれます。 月見の行事はもともと農家の収穫祭でもあり、中秋の名月は、その年初めて実った稲穂や芋、だんごなどを供えるこ . . . 本文を読む
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日記 524

2017年09月01日 | 暮らしの歳時記
< 暮らしの歳時記 > 中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ) 秋の夜長は月を愛でる季節。「月々に見る月は多かれど月見る月はこの月の月」の歌にある「この月」は陰暦8月。 中秋の名月は陰暦8月15日の満月をいいます。 十五夜の前夜は満月を待つ夜の意味で「待宵」(まつよい)。十五夜の翌日の月は十五夜より約50分遅く、ためらい(いざよい)ながら昇るの意で「十六夜の月」(いざよいのつき)とい . . . 本文を読む
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日記 498

2017年08月01日 | 暮らしの歳時記
< 暮らしの歳時記 > 盆の月(ぼんのつき) 昼下がりにツクツクホウシ、夕暮れにカナカナが鳴き、宵闇の草陰からコオロギの音(ね)が聞こえるころになると、今年も月遅れの盆がやってきます。 陰暦では盆は必ずまん丸の「十五夜お月さま」でした。 その十五夜がすぎると、月はしだいに欠け始め、東の地平から昇る時刻も遅くなります。「盆すぎて宵闇暗し虫の声」(芭蕉)。 子供たちが夏休みに入った . . . 本文を読む
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日記 474

2017年07月01日 | 暮らしの歳時記
< 暮らしの歳時記 > 月の船(つきのふね) 7月7日は七夕の日。本来は夜空のさわやかな初秋の行事でしたが、現在の太陽暦では梅雨空の下で行われることが多いようです。 七夕伝説や月は、万葉の昔から盛んに歌に詠まれ、万葉人の天空のロマンに対する限りない憧れと興味を物語っています。 「天(あめ)の海に月の船浮け桂梶懸(かつらかじか)けて漕ぐ見ゆ月人壮子(つきひとおとこ)」(万葉集 巻十) . . . 本文を読む
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日記 451

2017年06月01日 | 暮らしの歳時記
< 暮らしの歳時記 > 雨月(うげつ) 雨の降る夜の月(とくに名月)をいいます。 日本人は見えない月にも名をつけ、その風情を愛してきました。ちなみに陰暦5月の異名は「月見ず月」。 一年中でもっとも昼が長い時期で、東京での夏至の日の入りは午後7時ごろ。その後も黄昏(たそがれ)の薄明かりが30分ほど続きます。 6月の夕暮れの平均気温は、東京で22〜23度。これは人がもっとも快適に感 . . . 本文を読む
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日記 424

2017年05月01日 | 暮らしの歳時記
< 暮らしの歳時記 > 卯の花月夜(うのはなづきよ) 4月の風は光り、5月の風は薫る…光るのは風にそよぐ木々の葉や水面、薫のは風が運ぶ若葉や花々の香ですが、人は風が光り、薫ると言い表してきました。 卯の花月夜とは、卯の花と月が美しい夜のことや、月の白さを卯の花に例えた表現。 卯の花は落葉低木のウツギの花で、古来、初夏に咲かせる白い花の清楚な趣が愛されてきました。 また、卯の花の . . . 本文を読む
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日記 403

2017年04月03日 | 暮らしの歳時記
< 暮らしの歳時記 > 朧月(おぼろづき) 俳句では「霞(かすみ)」は春、「霧(きり)」は秋の季語となっていますが、霞は昼の現象で、春の夜ではとくに「朧」と呼びます。 春は低気圧が頻繁に通って巻層雲(けんそううん)(うす雲)が広がりやすく、水蒸気や靄(もや)がかかって太陽は霞み、月もまた朧に見えます。 また、たとえば一年を通して三日月を見てみると、春から夏の月は横に寝て、秋から冬の . . . 本文を読む
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日記 375

2017年03月01日 | 暮らしの歳時記
< 暮らしの歳時記 > 彼岸と満月(ひがんとまんげつ) 彼岸のころは太陽は真西に沈み、ほぼ同時に月が真東から昇って来ます。 「菜の花や月は東に日は西に」(蕪村)の句はこのころの風景を詠んだもの。 満月は望月(もちづき)とも呼び、地球が太陽と月の間にあって一直線に並んだ時をいいます。 「願はくは花の下にて春死なむその如月(きさらぎ)の望月のころ」と詠んだ西行法師はその願い通り、陰 . . . 本文を読む
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日記 352

2017年02月01日 | 暮らしの歳時記
< 暮らしの歳時記 > 朔・新月(さく・しんげつ) 月が地球と太陽の間にあって一直線に並ぶ時を朔といいます。 陰暦で月の1日目を「ついたち」とも読みます。 西洋天文学では朔のことを New Moon というように、現代では朔を新月と呼びます。 この時月が太陽の光線を背後から受けるため、地球からは月を見ることができません。 陰暦で毎月の三日目の夕方に出る細い月が三日月で、この . . . 本文を読む
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