< 桐 >
ここ数日、ウチの近くにある桐の木に花が咲きはじめました。
文献によると色は「薄紫」という事ですが、淡いピンクにも見えます。
成長が早く、製材しても狂いが少ないので、女の子が生まれると桐の木を植えるという言い伝えがあります。
これはその女の子が結婚する頃には箪笥の材料として使えるから。
古来より桐箪笥や、琴に使うようです。
私の場合は、生家の裏にある先祖代々の墓に、父が杉を植えました。成人したら切って現金の足しにと。
桐は家紋にも使われて、ウチは天保の古より五・三の桐が家紋です。
写真を撮ろうとしたのですが、周囲に邪魔なものが多くて諦めました。