< 一言、二言 >
先日90歳代で他界した母が残した言葉。
人間一生に一つや二つの格言に似た言葉を持っています。
その母が生前言っていたのは「人生泣いても一生は一生、笑っても一生は一生」。
戦争やら、母子世帯での苦労(今はシングルマザーという)、落胆する事の多かった人生。悲観的になってばかりではやってられない。
ある日母が泣いているので、「母ちゃんどうしたの?」と幼少期の私に言われた事があると。
あとは、遺伝的に頑丈(父親が相撲の新弟子検査に行く程)なので、「食っての頑丈」と言っては、私が風邪や過労で食べられない時に声をかける。とにかく食べる人でした。
真似は出来ませんけどね。
最近ではご飯にみかんの缶詰をかけて食べるのが好物だった。その食べる事が好きな母は、亡くなる1週間位前から食が細くなり飲み物や食べ物を受け付けなくなりました。