日曜日に休みなど珍しい息子が、私の風邪気味なのも気遣ってか、夏海を連れて海に行ってくると言う。
サーフィンが趣味で海が好きで、独身の頃は良く出かけたらしいが、夏海に海を見せるのは初めてのことだと思う。
3月11日のあの日以来、海は大きく広く、豊かで心を癒してくれるとだけは思えなくなっている。まだこの時期に老婆心が先にたち、「大丈夫なの、やめたほうがいいよ」と言ってしまう。
けれど、夏海に海を見せたいと出かけていった。帰るまで心配するバーバなのです。
撮ってきた孫の表情をみればご覧の通りだ。
こんな穏やかな海が荒れ狂うなんて、誰が想像しただろうか・・・
あどけない子供たちにも牙をむいたなんて・・・複雑な気持ちで船の上でご満悦の孫の画像に見入った。
あの日以来、風でカーテンが揺れても、「ディディン」と言うようになった孫です。
1歳10ヶ月になりました。
夕日があまりに美しいので、夏海を連れ出す。
ちょっと寒い。おかげで裏の積雪は朝のような堅雪状態。
お外が大好きな夏海は寒さなんてへっちゃらで、雪の上をさくさく歩く。
夕日が見る間に西山に沈んでいく様子は、夏海の目にも鮮やかに映ったのだろう。
しばらく見ていた。
まだ青空が残る東の上空を丁度、高度高く飛行機が雲を残しながら飛んでいくのが見えた。
「ほら、飛行機だよ、夏海」指差して教えると、目ざとく見つけて、「ヒコーキだあ！」と叫んで振り返った。
寒いので、それからすぐ、抱えて戻ったが、家に入るのが嫌だと、玄関先で駄々をこねた夏海でした。
雪は降ったけれど、一時の降り方とはやはり違う。ちょっと日が差してくれると、沈んでいくのが目に見える。
日曜日午前中はいい天気だった。両親はお仕事、夏海はバーバとジージとお留守番。
ジージの除雪作業、ちょっと気になる。何してるの？
指がちゃんと入ってないけど、手袋してるとちっとも冷たくないんだ！氷った雪食べちゃった。
バーバ、写真撮ったとたんに、「ばっちい！」ととりあげた。おいしかったよ。
やっぱりつめた～い！
なかなか家に入りたがらず、泣くのをどうにかごまかして家の中に・・・
ご飯を食べて、ぐっすり昼寝しました。
小屋の雪下ろし、除雪、と一日雪と格闘したジージは疲れてコタツでウトウト・・・夏海はジージのメガネが気になって仕方がない。それでも、がりっとではなく、そ～っと手を出す。体の一部になってるメガネ、ジージはすぐに気がついた。ダメと言っていたが、ニヤニヤしてまた手を出す孫にそっとメガネをかけさせた。はずそうともせず、満足そうな顔をする。はずすと「ちょうだい」のしぐさ。３度ほどかけてあとはあきらめた。
「似合いましゅか～？」
小屋の雪下ろし
東隣の一階は屋根しか見えない
目の上に赤い水ぶくれが一つ、もしやと思って背中を見たら、ぷつぷついっぱい出ている。水疱瘡に違いない。息子夫婦が休みだったので昨日病院に連れて行って、塗り薬と飲み薬をもらってきた。年の暮れが押し迫ってきた頃、水疱瘡が流行っていると保育園の先生がおっしゃっていたので、もうとっくになっていてもよさそうだったが、今になって順番がまわってきた。しばらくバーバと雪に閉ざされた我が家で二人過ごすことになりそうだ。昨夜は、痒かったのだろう、明け方まで熟睡しなかったらしい。午前中に寝るかと思いきや、いたって元気！
さすがに午後から眠ったが、１時間半ほどで、目覚めた。赤く地腫れしていて痛痒そうだ。機嫌が悪い。熱を測ると３８度ある。薬を塗ってやりながら、ふうふうしてやる。負んぶするとそれでも、にっこり笑う。早くよくなればいいね～
今朝雪寄せ後
