北陸地方まで入梅したそうだが、東北はまだ入梅宣言が出ていない。
暑くもなく寒くもなく、青葉若葉のいい季節だ。
雪どけから次々に花を咲かせては散っていく宿根草たち。
月日のたつのがあまりに早く感じるせいか、油断すると、じっくり見ないうちに花開き、あっという間に、散ってしまっている。
今、庭の片隅を彩っているのが、芍薬、シラン、そして故郷からもってきてはや20年はたつ銀杯草だ。
シラン(紫蘭)
最初に植えつけた場所では、丈も伸びず、無くなりそうだったが、この場所に移してからは元気に咲いて増えてくれている。今やこの場所でも狭くなってきている。緑ばかりの庭の一角に彩を添えてくれる
銀杯草
銀の杯・・・なるほど。開くとしおれてしまうが、次々と蕾が開き、これからしばらくの間、可憐な姿を毎日見せてくれる。水はけの良い、砂利の上などを好み、浅く這うように根が張ってたくさんの花が一斉に花開くと圧巻だ。
芍薬
大柄で豪華な花が一度に咲き、散っていく。散り際がいい、と言えば言えるが、ぼたぼたと散る姿は咲いて豪華なだけに、無残な気がしないでもない。白とピンクの芍薬は植え替えて3年目、ようやく植え場所になじんできた。
次の出番をまっているのは、ラベンダーや紫陽花、ストケシアにアスチルベ・・・