小学5年生萠、2年生の遥がいる次男の家に、東京のM小学校の4年生と6年生の女の子が2泊3日でやってきた。
わが町の小学校では30年も前から、夏休みに東京のM小学校との交流行事が行われている。都会と農村の良さや違いを肌で感じさせようとの思いから、毎年、都会から数十人、こちらからも希望者が体験宿泊をする。息子達の頃は全校で、M小と運動会が開かれていた。
運動会はなくなったが、今でも交流行事は続いているらしく、今年は萠が東京に行くことを希望したらしい。東京でお世話になる家の子サワちゃんと、6年生のクミちゃんが萠の家にやってきた。
「バーバの畑の野菜みせてもらっていい?」と萠からの電話。お安い御用だ「ガッテン」した。
トマト、キュウリ、インゲン、ナス、サヤエンドウ・・・1日もがずにおいた。2人とも喜んでもいでいた。家の地這いキュウリをみて「こんな風になってるのですか~」都会っ子ならではの感想だ。
地域にある清水の湧く場所にも連れて行く。萠は無論、孫達がしょっちゅう行っている場所だ。ひんやりしていて気持ちいい、都会ではなかなか見られない場所だろう。
田んぼにも連れて行った。
その後が、大変だった。アマガエル捕りが始まった。小さい緑のアマガエル、それを捕まえるのに夢中になった。穴を開けたペットボトルに数十匹飽きもせずに、捕る捕る捕りまくる。これが何より楽しかったようだ。翌日ペットボトルのカエルたちはサワちゃんと一緒に東京のお家へ・・・・サワちゃんのお母さんから「カエルと一緒に無事着きました」と、連絡があったそうだ。どんなにびっくりしたことか・・・
さて、アマガエル君たち、今どうしていることだろう。逃げ場所もなく、東京の空の下、無事ではすまない気がするのだけれど・・・