花と野菜とスケッチブック

春夏秋冬・花と野菜とスケッチとそして人と一緒に・・・

梅雨前に咲く

2011-06-18 21:59:41 | 花のこと

北陸地方まで入梅したそうだが、東北はまだ入梅宣言が出ていない。

暑くもなく寒くもなく、青葉若葉のいい季節だ。

雪どけから次々に花を咲かせては散っていく宿根草たち。

月日のたつのがあまりに早く感じるせいか、油断すると、じっくり見ないうちに花開き、あっという間に、散ってしまっている。

今、庭の片隅を彩っているのが、芍薬、シラン、そして故郷からもってきてはや20年はたつ銀杯草だ。

シラン(紫蘭)

最初に植えつけた場所では、丈も伸びず、無くなりそうだったが、この場所に移してからは元気に咲いて増えてくれている。今やこの場所でも狭くなってきている。緑ばかりの庭の一角に彩を添えてくれる

銀杯草

銀の杯・・・なるほど。開くとしおれてしまうが、次々と蕾が開き、これからしばらくの間、可憐な姿を毎日見せてくれる。水はけの良い、砂利の上などを好み、浅く這うように根が張ってたくさんの花が一斉に花開くと圧巻だ。

芍薬

大柄で豪華な花が一度に咲き、散っていく。散り際がいい、と言えば言えるが、ぼたぼたと散る姿は咲いて豪華なだけに、無残な気がしないでもない。白とピンクの芍薬は植え替えて3年目、ようやく植え場所になじんできた。

次の出番をまっているのは、ラベンダーや紫陽花、ストケシアにアスチルベ・・・


夫婦茶碗

2011-06-16 22:55:19 | スケッチ

長年愛用していた夫婦茶碗、夫のものにひびが入ってしまった。

2年に1度くらいしか行くことのない、秋田市で購入したものだ。

「陶」と言う瀬戸物屋さんで、品数が豊富、見るだけでもうれしくなるので必ずたちよるお店だ。およそ10年は愛用した。何を話すわけでもないが、ゆっくりお茶をすするのが唯一2人揃って過ごす時間かもしれない。

さてと、又行く機会があったら、気に入ったものを購入しようと、確かにあったはずのいただきものの夫婦茶碗、ごそごそ探し出したのがこれ・・・

これもいいかも・・・しばらく私達のお茶の友になりそうです。


クリンソウとヒメシャガ

2011-06-15 10:05:13 | 花のこと

今年はたくさんクリンソウが咲いた。種がこぼれると次の年に芽を出し、2年目に花をつける。

寺の塔の上に付いている九輪に似ているから着いた名だそうだ。

種をつけたら、あちこちにばら撒いてクリンソウの群落を作ろうと目論んでいる。

ヒメシャガが、少しずつ減ってきたので、秋に植え替えておいた。

糸杉の下に円く石を置き、石に沿って植えつけた。半日陰で少し湿気のある場所が気に入ったのか、元気よく咲いてくれる。青い花色は心惹かれる。


大切な日々

2011-06-14 11:33:34 | その他

何気なく暮らしていた日々、普通の生活がかけがえのない大切な人、ものたちにささえられている・・・あまり考えて生活していなかったことをあの日が教えてくれました。

今年は去年より畑作業に精出し、雑草にも向き合ってます。

やっとブログを開きました。

あれから3ヶ月が過ぎても、まだ避難所で暮らす人々は、失った人を思い、これからの生活を案じて、穏やかではない日々を過ごされています。

当たり前だと思って暮らしていた毎日が、あの日以来違って見えます。

どれもこれも、大切に思って、生きていきたいものです。