『しま家の事件簿1 ~事件発生~』からのつづき。
母が出ている間に勝手口のドアを閉めた息子。
しまったと思っても時既に遅し・・・だ。
母:「あさお、ここ!ここかちゃかちゃして!!」
と鍵の辺りをしつこくノックする母。
息子:
「こぉ~こぉ! こぉ~こぉ!!」
息子もまだその辺りをいじっていたのか、
カチャカチャ触っている
が・・・
・・・・・
全く状況は変わらず。
そう言えば息子。
鍵を閉めるところは見たことがあるが、
鍵を開けるのを見たことがなかった・・・。
母:「なあ、ここ あ・け・て!!」
母:「あさお!!あさお!!」
と訴えるが本人全く分かっていない。
息子:「いないいなぁ~い ばぁ♪」
・・・かくれんぼか何かと勘違い中の息子。
機嫌のいい内にと玄関や他の窓を全てチェックするが
・・・こんな日に限って全てしっかり鍵まで閉めていた。
このまま息子に頑張らせても全く期待できそうにない。
携帯は?
ああ、しまった!!
さっき台所で使ってそのまま置いて来た・・・。
ならば!と慌てて隣へ駆け込むが、誰も出ない。
さらに大急ぎで裏の家に回り電話を借りた。
母:「もしもし?」
母:「今あさおに勝手口の鍵かけられて」
母:「締め出されて入れへんねん。」
母:「悪いけど、鍵持ってきてくれへん?」
京都の店にいた母の両親にSOS。
しかしそこからしま家までは
車を飛ばしても40分はかかる。
母が電話を借りた時くらいから泣き出した息子。
どうなるんだろう?
・・・つづく。
この時たまたま上着を着ていて良かった・・・。
が、息子にお茶をあげていなかったこと、
オムツチェックしていなかったことが悔やまれる。