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しま家の事件簿1 ~事件発生~
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しま家の事件簿1 ~奮闘中~
からのつづき。
息子が勝手口の鍵を内から掛けてしまった為に
すっかり締め出しを食らった母。
母:「なあ、ここ あ・け・て!!」
母:「あさお!!あさお!!」
母:「ここ、かちゃかちゃってして!!」
母:「あさおが開けてくれへんかったら、」
母:「おかあさん、入られへんし。」
母:「あさおぉ~~~!!」
と説得してみたが、
息子は泣くか母の声を聞くかのどちらかだ。
母:「ここカチャカチャして!!」
息子:
「いやぁっ!!」
母:「じゃあ、あっちの窓行こう!!」
母:「お姉ちゃんのお椅子がある所に行こう??」
勝手口には網戸と容易に外から侵入できないように
柵が付いており、ガラスもすりガラスの為に良く見えない。
せめてお互いの顔が見れたらと、
他の窓に移動させようとしても、
息子:
「いやぁっ!!」
の一点張りで全く事態は好転しそうにない。
母:「あさお~!!あさお、あけてぇ~~~!!!」
と言っていたら留守と思われたお隣の方も。
隣人:「大丈夫ですか?どうしはりました??」
と聞かれた。事情を説明し、
母:「もうちょっとうるさいですけど・・・。」
と言い、息子の説得へ。
・・・でも全く効果がない為最後は
母:「♪いない いなぁ~い いない いないないばぁっ♪」
母:「♪愛と 勇気だけが 友達さ♪」
母:「♪ある~日、森の中~ くまさんに 出会った♪」
母:「♪お~おきな のっぽの 古時計、おじい~さんの 時計~♪」
母:「♪めぇ~りさんの ひ・つ・じ~♪」
・・・
泣き叫ぶ息子をあやすことに
全精力を注いだ。
・・・つづく。
童謡のレパートリー、幼稚園時代よりあるかも。(笑)