先ほど、同一作品の読後感を書きました。
本の裏に自分で書いたメモをここにも書いておきます。
これが本当の読後感というか、上橋さんへの言葉です。
メモ1
「 この結末でよかったのだろうか。人間が生きてゆくということはこのようになってしまうということだろうか。
そして、上橋さんはなぜ、人とカミを両方内にもつ存在を描こうとするのだろうか。人対自然、人対動物という図にしてしまわないのだろう . . . 本文を読む
私の好きな作者は、宮沢賢治と上橋菜穂子さんが同率で一位。
どちらもファンタジーと言えばファンタジー。
でも、ファンタジーって何だろう?
上橋作品を読むと、こんなにリアルな世界をファンタジーと呼ぶのかと疑問に思います。
上橋さんの作品では、「守り人(もりびと)シリーズ」を読みました。
上橋さんにお手紙を書きたいと思いつつ、あまりに素晴らしい世界、筆の力に何を書けばよいのか、何も書けないとい . . . 本文を読む
「 蓬の香ほのかにやさしく毒を討つ 」よもぎの入った草もち、草団子、大好きです。春の野を思わせる、さわやかな風を感じさせる、なんともいえないほのかでやさしく甘いかおり。緑のものなのに、ツンとした香味もないのに、この草が解毒作用のある万能の薬草であるとは。甘くやさしく、毒を払えるような生き方ができたら、どんなにいいでしょう。 . . . 本文を読む