「子育ては自分育て」ということばを耳にします。
自分の子どものころには無自覚、無意識だったことをじっくり味わえるのも楽しみのひとつです。
子どもの世界にも邪はあります。
でも、無垢なものもあります。
無垢というか、単純だけどとっても大切なこととか。。。
大人になると、素直さをそのまま表に出すと、脱皮したてのちょうちょの羽が風にヒリヒリしそうな感じというのか、むき出しの自分が傷ついたらどうしよう、という構えみたいなものが出てしまうように思います。
でも、それが素直に表現できるのが、子どもの素晴らしさ、素直であることの強さだと時々感じます。
あまりに単純なことばの連続におどろいて、そして、涙するときがあります。
(著作権の問題があったらごめんなさい)
耳に残ったしまじろうのDVDの歌。
♪またあそぼうね
大好きだから
ずっとずっと友だち
バイバイ またね
DVDの終わりにおまけに付いてるさよならのちょっとした歌です。
「おしまいだよ。」で終わるには味気ないし、歌でも入れておこう、というノリで入れてるものだと思うんです(ものすごい思い入れをもってベネッセが作ってたらごめんなさい)。
友だちが大好きという気持ち。大好きだからずっと友だちでいたい。
この歌にジーンときてしまいました
他には、NHK教育「いない いない ばあ」の中の歌。
♪・・・
ワンワンのジャンプ!
ことちゃんのジャンプ!
ウータンのジャンプ!
いっしょにね
高く ほら お空に届け
1,2のジャンプ! できちゃった
1,2のジャンプ! うれしいね
ジャンプ!
今度はもっと高く飛べるよ きっと
ジャンプ! ジャンプ! ジャンプ! ジャンプ!
う~、ジャンプ!
なんてことはない(失礼)ジャンプの歌です。
でも、この歌を聞くたびに涙ぐんでしまいます
子どもが初めてジャンプできる時って、革命だと思います。
スキップとかジャンプって意外と難しいようですね。
それができると、世界が変わって見えるんだと思います。
たっちやあんよができたときみたいに。
友だちは、みんな大好きだから友だちなんです。
でも、大人になると、そんなふうに考えません。
最近会ってないし、会って遊びに行こうかな、とか、
あいつとは気が合うんだよね、とか、そんなふうには思っても、
「大好きだから会いたい」というダイレクトな気持ちを確認したりしないと思います。
その素直なことばに感動します。
変化のない日常を送っていると、毎日一歩一歩進んでると思えれば上出来で、まったく進まない日もあれば、何歩も後退してしまう日もあります。
飛躍するときなんて、そうそうないんです。
何度も失敗して、ジャンプなんてもう絶対できない、と思うくらいに落ち込むことだって人生にはあります。
でも、「今度はもっと高く飛べるよ きっと」そう信じて励ますことばに胸を打たれます。
うちのうさぎたちが一番うれしそうなのは、庭でジャンプしてるときです。
本来の「うさぎ」に返ります。
ナナちゃんは病気になってから、あまりジャンプしなくなりました。
ジャンプ!って、本当に素晴らしいことだと思います
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